柊訪問看護ステーション

訪問看護・・・日々の徒然・・・

災害用伝言ダイヤルについて修正

2011-03-24 09:26:17 | インポート

今回の災害でいろいろなことに振り返り、再度確認することが出来ました。

前回のページで

「災害時にはの電話番号にメッセージを残し、それをスタッフが聞いていくという状況確認の方法をとっています。」

と紹介しましたが、1番号あたり最大の累積可能メッセージ数(1~10件)や保存期間等は災害の状況によりことなることがわかりました。

「災害時には、自宅の電話番号にメッセージを残していただき、それをスタッフが聞いていくという方法にいたします。」

今後もいろんな状況にあわせて検討していきたいと思います。


災害対策の取り組み

2011-03-19 22:43:26 | 訪問看護

柊訪問看護ステーションは比較的災害対策に力を注いでいるステーションと言ってもらえるでしょうか

金芳堂出版の「小児・障害児のための在宅医療マニュアル」の最後のほうにの災害対策を載せています。よろしければお買い求めください。(宣伝でした

4年前に管内の保健所が難病の方の災害対策について、会議を開いた事をきっかけに、「緊急医療カード」を作成しました。

その後保健所も作成するということで、お金のある所に便乗し、作成案を提出し、保健所で開催される災害対策の会議に出席しながら、緊急医療カードの見直し、修正をしてきました。

ステーション内では、備蓄物品のチェックリスト(ステーション用・利用者用)を作成し、物品の整備を行いました

利用者さんには保健所が作成してくれた、「緊急医療カード」を配布し、高齢者のご家庭には看護師と一緒に記入を行いました。

「緊急医療カード」の記入とともに、備蓄物品の確認、特に3日分の食糧・薬。

医療依存度の高い方には、別にチェックリストを作成し、例えば、呼吸器の電源の確保、車からとれる人は、ガソリンを常に半分以上にしておく、

吸引器も内部バッテリーが付いているタイプを、購入時に勧め、それに加え、

手動式の吸引器の紹介をしています。

などなどそれぞれの医療処置に対して対応をお話しています。

最近少し怠っていました

今回の震災で、再度見直しや、新しい利用者さん達へもお話していきたいと思います

震災の被害を最小限に抑えるためには、自助・共助・公助それぞれが、

災害対応力を高め、連携することが大切だといわれます。(S先生から教わりました)

自助:「自分の安全は自らが守る」防災の基本だそうです

共助:「わがまちは、わが手で守る」これが、地域を守る、最も効果的な方法です。

地域を守ることは、自分を守ること。

地震の揺れがおさまり、自宅が無事であったとしても、隣の家から出た火を放っておけば、

自分の家も燃えてしまいます。隣の家の火も消すことが、自分の家を守る、唯一の方法です。

市を始め、警察・消防・都・国といった行政機関、ライフライン各社を始めとする公共企業、

こうした機関の応急対策活動を、公助と呼びます。

市はもちろん、各機関とも、災害の発生からできるだけ早く、すべての能力を応急対策活動

にあてられるよう、備えているそうです。

が・・とにかく公助が受けられるまで、自助、次に共助と言う事です。

とにかく3日間は何が何でも頑張らなきゃいけないんだそうです

そうですよね、救護する人も被災者ですから。

まずは、の利用者さんたちが無事でいてくれるかしら?何が困っているのか?

緊急に対応、搬送の必要な人は?

など、利用者さんの状況をいち早く把握したいと思っています

優先順位を考え、動けるようになっらたまずは利用者さんの救護に向かいます。

では、「緊急医療カード」に緊急伝言ダイヤルの使い方をプリントし

毎月1日練習できる為、1日訪問の時には一緒に伝言ダイヤルの練習を

しています。

災害時にはの電話番号にメッセージを残し、それをスタッフが聞いていくという状況確認の方法をとっています。

「災害対策部長」の小○さんが転勤になったので、一時途絶えていましたが、

それは、最近復活しています。

今回の被災地の状況を聞いていると、3日どころではない、とても大変な思いをされています。

訪問看護はガソリンもなく、動くことができない、在宅酸素も家庭の電力を使用し、空気中の酸素を吸着させ供給している為、酸素も使えない状況のようです。

私達は、この地域で地震がおきた時、本当に対応できるのか、今回の震災から学ばなくてはいけません。

それよりも今は、一日でも早くもとの日常生活がおくれるよう、

さまざまな支援が必要です・・・のに

いつもつぶやきのようですみません


震災から1週間

2011-03-18 23:55:49 | 訪問看護

信じられないような光景の日からもう1週間がたちました。

どうしよう、自分は何をしたらいいんだろう・・何が出来るんだろう・・

って考えてた時、姉からメールが来ました。

『何かできないか、と思うのはみんな同じだと思うけど

現地に行ってお手伝いをと、飛び出したらだめよ。

食糧も水も寝る場所もないんだから。

逆に迷惑

求められるまで待たないと。』って。

聞いてた見てたどこにいるの

姉と私は頭の出来はかなり違いますが、考えてる事、感性は似てるのかな?

よく同じ事を思っています。

だから、自分と同じ気持ちでいると思ったのでしょうか?

おっちょこちょいの私が飛び出すんじゃないかって思った?

       無理ですよ~

でも、姉の言う事はいつも間違ってません。

私は思いつきで行動しがちなので、失敗も多いです。

看護師の友人と話をしてて、そうそう、いま私が出来る事ってこれだ

そんな時、いつも仕事でお世話になっている、N先生が『明日から』被災地に行く事になり

私も連れてってもらえることになりました。

行ける事が決まって、スタッフがお昼ご飯を食べている中、私が帰ると

「どうしたの?叱られた?」って

どんな顔してたんでしょう

私が行きたいのは、自分の勝手ですが、小さなステーションで一人休むと

みんなが大変になる事はわかっているのに、「被災地に行く」と言っても誰も

ぶーたれないし  こころよく応援してくれました

そして、は普段の災害対策がいかにしっかりしているか・・・

“女優”Tさんが倉庫から必要物品を次々に出してくれました。

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「お腹が弱いから下痢止めも」

夜には自宅まで『のどヌールスプレー』を買って届けてくれたり

出発の朝には、焼きたてのパンを持たせてくれたり、ホッカイロやマスクの差し入れ

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   焼きたてとキンカン

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などなど、スタッフや他の仲間のあったかい気持ちをたくさんいただくことが出来て

幸せを感じながら

早朝『中止』の連絡が入り、腑抜け状態になっていても、気持ちはほかほかでした。

紙に『岩手は中止になりました』と書いて胸に貼って、みんなに笑ってもらいました

「残念だけど、良かった」と言われ、仕事に戻りました。

今日の出発は中止ですが、荷物はそのまま、待機状態です。

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またスタッフに迷惑をかけてしまうけど、行かせてくださいね。

どうか行けますように

今は姉の言うとうり、節電、寄付、あとは祈っていようと思います


『美味しいごはん』

2011-03-06 01:32:33 | 訪問看護

今日は菜帆ちゃんの紹介です

菜帆ちゃんのママに、こ~~んな写真を見せてもらいました

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『すごく美味しそうなラコールでしょ?』って

     本当 素敵

 桜って幸せな気持ちになりますよね

そんな桜の木にご飯が・・・

お日様も たっぷりあびて、最高のランチですね

『この木の下にパパとママがお弁当を広げ、横には菜帆ちゃんが毛布に包まれ

ベビーカーでねんね

通院以外では初めての長距離(長野まで)ドライブ・・・・』だったそうです。

               

他にも、むちむちの可愛いお尻の後姿

可愛い耳のアップ写真、小さな歯がのぞいてる口の写真

どれも可愛い 芸術的な写真をたくさん見せていただきました。

菜帆ちゃんのママは『菜帆が経験させてくれたからこそ、何か私に出来る事は

ないか?』って言ってくれます

お話をしているだけでも、ちょっとほんわか心があったかくなるような方です

お話がしてみたい方がいらっしゃったらメールくださいね

きっと元気をもらえますよ


お雛様

2011-03-03 22:51:08 | 訪問看護ステーション

ちょっと休暇をいただいていたので、しばらくご無沙汰しておりました

今日はお雛様ですね

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我が家のお雛様は、部屋の奥深~く・・・

もう何年になるでしょうか?お逢いしてません。ごめんなさい

今は小さなガラスのお雛様で勘弁してもらってます。

                     

少し前にHちゃんのママがネットでみつけた、栄養ボトルのカバーをお借りして

『裁縫部長』のがまちゃんに、お雛様の日に『女の子にプレゼントしてね~』とお願いし

沢山作ってもらいました。

男の子には、子どもの日に作ってもらいますね

(私は言うだけなのね~

どれも可愛いでしょ~

がまちゃんは事務所の破れた椅子のカバーを作ってくれたり

気管カニューレの固定ひもを作ってくれたり、お裁縫がとっても得意なんですよ

時々注文が入ります

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