南の島に行きました。その4

2日目の続きです。

マイクロネシアモールから戻って、さて、何をしようか、という話になりました。
妻は洗濯をしたい、とのことだったので、
子どもたちとアンダーウォーターワールドに行くことにしました。
4年前も、息子たちが気に入って何度も行きましたね。

アンダーウォーターワールドは、長い水中トンネルがメインの水族館です。
今回もフリーパスを購入しました。
水族館は、子どもたちも大好きな場所なので、大喜びです。
ウミガメやサメ、色とりどりの魚が泳いでいるのを、
水中トンネルから眺められます。


とりあえず記念撮影。


ハタです。大きいですね。

水中トンネルを抜けて、階段を上ると、小水槽が展示してあります。


タカアシガニをカメラに収める「きたあかり」。
彼女はこのカニを見た瞬間、
「わぁ~、がんばってるね。」と言いました。なぜ?


カクレクマノミもいました。
息子たちの話では、
カクレクマノミは群れで一番大きい個体がメスで、他はオスなんだそうです。
そして雌のカクレクマノミがいなくなると、
残ったオスたちの中で一番大きい個体がメスに転換するそうです。
と、いうわけで、ファインディング・ニモの話は、
父と子、ではなく、母と子の話になるはずだ、と。
・・・、本好きは母さん似、役に立たない雑学は父さん似とは思ってましたが、
このレベルになっているとは。
「負うた子に教えられ・・・」ってことわざありましたよねぇ。


息子たちの成長の記念にもう一枚。

小水槽の展示室が終わると、タッチプールがあります。
浅いプールに魚が泳いでおり、触ることができるというものです。
が、プールが広いのと、魚が勢いよく泳ぐのに十分な深さもあるので、
魚にとっては快適な半面、魚に触るためにはかなりの努力と運が必要そうです。


まず手始めに、動かないヒトデを。

そのあとは、あっち行ったり、こっち行ったりしながら、
何とか魚に触ろうと頑張ります。


時には助け合い、


また時には、それぞれの方法で、魚に挑みます。

息子たちはさすがに触れたようですが、
「きたあかり」は、兄貴たちの助けを得ても触れず、
無表情でゆっくりなので、分かりづらいものの、
両足を踏み鳴らして、地団駄を踏んでいました。

あんまりにも長い時間粘るので、強制的に終了を宣言し、
場外に出ました。、
すると、「きたあかり」が、もう一回観たいといいます。
フリーパスなので、1階に戻ってもう一度入ることにしました。

ところが。

「きたあかり」は、水中トンネルや展示には目もくれず、
一目散でタッチプールへ。
やられました・・・。(結局、魚には触れませんでしたが。)


「きたあかり」と「男爵」とサメの歯の模型。

いい加減、なんとか「きたあかり」をなだめて、
アンダーウォーターワールドを後にして部屋に戻ると、
妻も洗濯は終わっていました。

みんなで少し外を散歩しました。


散歩中にデッキチェアを見つけ、夕陽を浴びて日光浴をする「メークイン」。
こじゃれてますね。


多分、「メークイン」が観ていた景色はこんな風でしょう。

夕ご飯は、チャモロ亭を予約しました。
自分でホテルの電話から、予約の電話をかけると、なんだか録音テープが流れて、
留守電につながった感じでした。
諦めて、予約をJTBツアーデスクに依頼すると、こちらからもかからないとのこと。
ツアーデスクの係の方が親切な方で、
出るまで何回か電話してみると言ってくれて、
しばらく部屋で待機しました。
30分くらいで、ツアーデスクから予約が取れたとの報告が入りました。
頼りになりました。
チャモロ亭は、予約をするとホテルまで送迎してくれるので、
迎えの車で、チャモロ亭に向かいました。
車を降りると、ちょうど日没。


きれいだったので、写真に撮りました。

チャモロ料理は、ひげ一家には好評でした。
疲れが出始めたのか、「メークイン」は最初、食欲がないと言っていましたが、
料理が出てくると、おいしそうに食べていました。


家族みんなに大好評だった「ルンピア」。
細巻きの春巻きのような感じです。
他の料理は食べるのに夢中で撮り忘れました。

ホテルに戻った後は、ダラダラと過ごして、2日目終了です。

子どもたちも、思い思いに夜を過ごしました。


みんなでPSPに入れてある動画を見ているようです。
ゼリービーンズやらピーナッツやらのおともも豊富ですね。


もう一枚。3ジャガで仲良くしていると、本当に可愛いですね。

確か、この日の夜は、妻が先に倒れ、
あとはダラダラバタバタとグダグダになりながら寝ていった思います。

つづく
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

南の島に行きました。その3

2日目の午後編です。

ビーチから戻ってシャワーを浴びたあと、
マイクロネシアモールへ出かけることにしました。

その前に昼ご飯を。

息子たちの希望で、てんてこ舞いというお店でラーメンを食べました。
味は、スーパーで売っている生めん3玉と液体スープが袋詰めになっている奴を、
上手においしく作った感じでした。
でも、海で泳いだ後の体にはとても合います。
海の家で食べる食べ物がとてもおいしいのと同じ理由なのでしょう。
我が家ではそのまま、「海の家効果」と名付けました。

マイクロネシアモールへは、トロリーバスを使います。
ホテルの前にも停留所はありますが、
JTBのツアーデスクに聞くと、
巡回バスなので、マイクロネシアモールに行くには、
道を渡ってDFSギャラリアから乗った方がいいとのこと。

言われた通り、道を渡りギャラリアへ向かうと、
道をちょうど乗りたいバスが通って行きます。
でも、一見すると近くにはそれらしい停留所はありません。
このバスはあきらめて停留所を探そうかと思っているうちに、
なぜかバスが停車。
良く分からんが、あそこが停留所なのだろうと、
バスに追い付き、乗り込みました。
トロリーバスは扉がないので、そのまま乗り込みます。
が、なんと、バスは信号で止まっていただけだったようで、
私たちを乗せたあと、青信号になり、発車。
停留所はホテルロードから見てギャラリアの裏にありました。
信号で停車中にいきなり乗り込んでくるひげ一家も相当なもんだけど、
それを別にとがめもせずにのせてくれる運転手も、おおらかなもんですね。

そういえば、グアムの現地のおっさんって、一見不愛想なのに、
結構親切なんですよね。
ビーチのアクティビティ管理のおっさんも、あんまり愛想ない感じなのに、
二回目にあったら、うちの子にポテトチップスくれてたし。

まあ、それはともかく、無事(?)トロリーバスにのり、
いくつかホテルを回った後で、マイクロネシアモールにつきました。

入口を入ってすぐのお店で発見したのは、


エイリアンと、


プレデター。

この写真を撮る間中、妻はこの像のある店の店員さんに、
アクセサリーの売り込みをかけられてました。
なるほど、まんまと店の術中にはまってしまった。

マイクロネシアモールは、大きなショッピングモールです。
真ん中に広場があって、
ボールが転がりながらいろいろな仕掛けを動かしてく装置が置いてありました。

案の定、魅入られてしまったジャガイモたち。

この装置、「ペロタパゴダ」という名だそうで、愛称は「MIMO」。
本名と相性の関係は不明です。

魅入られているジャガイモたちをひっぺがし、ファンタスティックパークへ。
ここには、一枚1ドルのチケットを2~3枚使って乗るアトラクションと、
1枚25セントのトークンを使って遊ぶゲーム機がありました。
アトラクションには、
メリーゴーランドやジェットコースター、バイキングなんかがありました。
「きたあかり」はメリーゴーランドにのりました。
「メークイン」と「男爵」は、電気自動車やジェットコースターに挑戦。
電気自動車は、結構なスピードでエリア内を自由に走り回るタイプで、
周囲の車と派手にぶつけあって楽しむもののようです。

そして、ジェットコースター。
屋内のものなので、ループしたりはしませんが、
結構なスピードで走ってました。

こんな感じのコースターです。
貸切で乗ってますね。


うまく臨場感が出てませんが、こんな感じで、
アトラクションの上を走りまわってました。

走り始めたときは、まあ、1周で終わるだろう、と思っていましたが、
2周目に突入。
さらに3周目に。
そして、4周目。
妻と「これは5周回るな。」と言っていたら、
予想通り、5周しました。
結構な距離です。お得ですね。

アトラクションに乗った後は、ゲーム機コーナーへ。
ゲームは、遊園地のゲームコーナーにありそうな、
はっきり言うと、洋風に「ひなびた」感じのものでした。
ジャガイモ各自に何枚かトークンを渡して、勝手に遊ばせました。


「きたあかり」の希望で、ゲーム機コーナーのメリーゴーランドも。
きみ、さっきもっと本格的なやつ乗ってたよね?

ここで事件が発生。
私は直接見ていなかったのですが、妻の話だと、
「メークイン」がトークンを片手にブラブラしていると、
小さな子が走り寄って来て、ベラベラと何かをまくしたて、
そのまま「メークイン」の持つトークンをつかんだそうです。
「メークイン」も取られまいと抵抗はしたようですが、
とっさのことだったので、うまくは抵抗できず、
トークンはその子の手に。
そして、その子は歓声を上げながら立ち去ったそうです。
「メークイン」、トークンを強奪されました。
10歳にして初めて味わう、世の中の不条理。
しばらくは「メークイン」もへこんでいました。
まあ、彼らは生まれてからずっと、善意だけに囲まれて暮らしていましたね。
世の中に悪意や不条理があることはさすがに理解していたと思いますが、
それは遠い世界での話で、
まして自分に直接降りかかるとは想像もしていなかったと思います。
そんな彼が、旅先で自分の理解を超える経験をできたことは、
起こった事態は残念なものですが、いい経験になったと思います。
結局そのあと、奪われた分のトークンを購入して渡してやるところが、
親バカなのですが。

トークンで遊ぶゲーム機は、遊び終わると何やらチケットが出てきます。
どうやらこのチケットを集めると、景品がもらえるようです。
何回か遊んで、子どもたち全員で60枚くらい集まりました。
それで何かを貰ってたみたいですが・・・。
帰るまでに全部どこかへ行ったようなので、大したものではなかったのでしょう。

遊び終えたらのどが渇いたので、フードコートへ移動。
キングスバーガーで、コーラのスモールサイズを人数分購入しました。
向こうのスモールサイズって大きいですね。
日本のファーストフードのLサイズくらいありますね。
子どもたちはみんな残してました。

なんだかんだでマイクロネシアモールを堪能し、ホテルへと戻りました。

つづく
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

南の島に行きました。その2

グァム2日目です。

2日目の朝、家族はまだ寝ているというのに目が覚めてしまいました。
興奮しているようです。
4年前に見つけたセブンイレブンに行ってみようと、
ひとりで出かけました。
ホテルを出て、西にホテルロードを進んだら、すぐあるはずでした。
が、見覚えのある場所はABCストアになっていました。
栄枯盛衰ってありますね。そしてまだ、開店前。
仕方ないので、もう少し散歩を続けることにしました。
が、なんと、このタイミングでスコールが。
走ってホテルまで戻りました。
ついていませんね。

どうしようかと、途方に暮れたとたんに、
スコールは小降りになり、すぐやみました。
さすが南国です。


スコールが晴れて虹が出ましたよ。


それも、よく見ると2本も。

気分が良くなったので、散歩に再挑戦です。
ホテルロードを西にてくてくと歩きます。
あっちの看板、こっちの看板を眺めながら、
ジョギングしている人に挨拶したりして進みました。
丸坊主のひげサングラス男がいきなり挨拶しても、
にこやかに返事を返してくれるのは、やはりリゾート地ならではでしょう。
そのうち、「ZOO」とか書いた看板が見えてきました。
北側を見ると、ホテルロードとビーチも結構近づいているので、
ビーチ側に移動して、ビーチをホテルの方へ戻ることにしました。

さて、このときに見えた「ZOO」の看板、
グアム動物園だそうです。
ビーチに向かって駐車場を歩いていくと、かなりビーチよりに、
つまりホテルロードからかなり引っ込んで、
ひっそりと入口がありました。
ガイドブックを見たくらいだと、この入口まで来るのに迷いそうです。

さて、まだ早朝ですし、一人ですから、
私は動物園に用はなく、ビーチへと出て、
ホテルへと戻りました。


途中の風景です。

途中、愛想のいい放し飼いの犬に会ったりしました。
最初、犬は浜辺に座って、道行く人を眺めていたのですが、
浜辺に出てきた一人の白人男性に、しっぽを振りながらついていこうとしました。
でも、男性が気にするそぶりを見せないと、今度は私のところへ。
一応、男性に、"Your dog?"と聞いてみると、"No."との答え。
誰の犬かはわかりませんが、人懐こい犬でした。
餌でもせびろうとしていたのかもしれませんが。

散歩は、いい運動になったようで、ホテルに着くころには汗だくでした。
また、旅行用に買ったサンダルが足に合ってなかったようで、
両足に靴ずれができてしまいました。
靴ずれは軽いうちにバンドエイドを張っておくと、とても楽ですね。

部屋に戻り、シャワーを浴びて、みんなと朝食をとっていると、
またスコール。
そういえば、旅行に来る前に見たネットの天気予報は、
ほとんどのサイトで、旅行期間中、良くて曇り時々雨。
ひどいときは雷雨のマークが出てました。
何て思っているうちにまた晴れてきました。


そして、また虹が。

まあ、雨に降られるのも旅行のうち、みたいな感じで、
深く悩まない私たち夫婦。
泳げばどうせ濡れる、とばかりに深くは考えず、ビーチに出ることにしました。

ビーチに出る頃には、いいお天気に。
ビーチチェアを借りて(アクティビティ付きで50ドルでした。)、
海に突撃です。
泳いだり、ボートに乗ったり、シュノーケルで魚見たりと、
南の島を満喫しました。


そして、妻と荷物番を交代です。
いい天気です。誰だい?ネットの天気予報で雨っていったのは。
あ、俺か。


みんな、海を楽しんでいるようです。

ややしばらく海で遊んだあと、ホテルのプールに移動しました。
滝みたいになっているところに、息子達を突っ込んだりして遊びましたが、
「きたあかり」は、それを見て、滝に近づくのを全力で拒否してましたね。


そして、また妻と荷物番を交代。
「きたあかり」が手に持っているのは、
落としても水にぬれても平気という、子供用のデジカメです。

息子たちは自分用のデジカメを持っているのですが、
兄貴たちのマネを最上の喜びとする「きたあかり」がいると、
自分も撮りたがるのは、火を見るより明らかなうえ、
壊さないかとヒヤヒヤしながら見るのも落ち着かないので、
今回「きたあかり」用に導入しました。
かなり気に入っているようで、
買った当日に(くだらない写真を)パシャパシャと撮りまくり、
新品の電池をその日のうちに使い切ってしまいました。



あ、撮ってくれるのね。ありがとう。

海とプールを堪能して、部屋に戻っても、まだ昼前でした。

つづく。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )