

〈毎日新聞ケータイ写真俳句・先週の入選作〉
以下は選者・大高翔さんのコメント。
英さん。の意図したところをピッタリと読み取っていただいた。
「除夜の鐘」の音は、煩悩の数というのをふまえての、「二つ三つ多く聞こえて」に目が引き付けられます。
作者の煩悩は百八つよりも多い?という茶目っ気とも読めますが、人間全体の欲深さへの警鐘なのかもしれませんね。
写真は東京葛飾柴又の「帝釈天」の鐘楼。
2009年の5月の撮影だから、除夜の鐘とは関係がない。
しかし、俳句は創作の世界である。
いつか使おうと思って、ようやく使う機会を得た。
ン十年前、葛飾の職場にいたことがある。
その頃、帝釈天のおみくじで「凶」を2回引いた。
実は帝釈天は「凶」が多いので有名なのだ。
1回目は職場に行ってすぐ。
2回目は・・・ナイショ。
しかし、選んで「凶」を引くのも案外難しかったりする。
ともあれ、この年になっても何とか生きている。
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でも、しじみはもっと煩悩、多いかも(笑)
除夜の鐘、ついつい、もの思いにふけったり
今年こそって思ったり、どうにかここまで
生きてきたかなんか思ったり(笑)
この音の良さをわかる日本人に生まれて
よかっただす。ぷっちんだす
お褒めいただき、ありがとうだす。
煩悩は、一般的には四苦八苦(4×9+8×9)です。
しかし、私は多い方がいいと思っています。
その方が自分に正直だし、発展・成長の余地も多いと思うからです。
108よりも少ない人は、それはそれ。
年の暮れに、それぞれの思いで聞く除夜の鐘。
心が洗われますね。
ぷっちん、ありがとうだす。
煩悩。
私はいつも旅がしたいと思ってます。手相を見てもらったことがあって、旅好きは手相にも出ていました。
帝釈天とくれば寅さん。
あのシリーズ48作、ほとんど観ました。
選者の解説がなければ分かりませんでしたが、さりげなく深い俳句なんですね。
「さりげなく深い」
そう言われるのが一番嬉しいです。
(自称)五七五アーティスト冥利に尽きます。
投稿では一切解説はしませんでしたが、選者はしっかりと読み取ってくれました。
帝釈天、また行きたくなりました。
「煩悩は数えきれない除夜の鐘」
帝釈天は、寅さんが元気な頃に見に行きました。
なつかしいですね。
ナイス返句、ありがとうございました。
近くの神社はフリーなので、明らかに108より多いです。
「百八つ数えてるうち寝てしまい」
御前様が出て来そうでした。