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(サッカーの話題です)オシム節健在

2007年01月02日 09時17分22秒 | Weblog
 2007年、イビチャ・オシム監督(65)率いるサッカー日本代表の最大目標は7月のアジア杯(インドネシアなど4カ国共催)だ。
 3年後の10年南アフリカW杯出場権獲得&上位進出へ向け、まずは3連覇を目指す。
 MF中村俊輔選手(28)=セルティック=やFW高原直泰選手(27)=フランクフルト=ら欧州組も昨年6月のドイツW杯以来初めて合流する見込みで、いよいよオシム・ジャパンが本格的に始動する事になる。

 日本代表監督として初めて迎える新年に、景気のいい言葉を期待したいところだが、口をつくのは今年も変わらぬ“オシム節”だった。

 「希望や夢と現実は別のもの。“新しい年には、日本代表はもっと強いチームになります”などと簡単にお約束する気分ではない。夢の話をするよりも、客観的にどういう現実の上にわれわれが立ち、そこから出発するのかを話したい」と語ったという。

 めでたい正月とはいえ、オシム監督には、新年の誓いも初夢もないがそれも揺るぎない信念からだ。
 「2010年W杯の予選を突破することが基本目標」だと、今年も楽観的なセリフは口にしない。

 「同じ日本代表という名でも、今は別の新しいチーム。日本以外のアジア諸国のサッカーの水準も急激に進歩している。シリア、バーレーン、イラクも国際社会に復帰。豪州もアジアに加わった。北朝鮮も中国も侮れない。ジーコが王者になった時代と、アジアの環境は変わってきている」と語るのだ。

 今年最大の目標は7月のアジア杯で、1次リーグはカタール、UAE(アラブ首長国連邦)、ベトナムと同組に決まったが、3連覇どころか1次リーグ突破の難しささえ説く。
 もちろん、戦い抜く自信がないからの言葉ではない。

 「日本はドイツW杯メンバーから半分以上変わったが、ポジティブな面もある。常に100の努力をする姿勢だ。前から代表の選手も、以前より多く自分の力を出そうという姿勢を見せている」と、選手たちのひたむきな姿勢には、高い評価を与える同監督だけに、今年も1年間、その厳しい“オシム節”は不変でも、選手たちは南アフリカへ向けて変化を遂げていくはずだ。

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