ルール変更!

プロ、アマ合同の日本野球規則委員会は、日米で解釈が異なったスクイズプレーの際に打者が反則打球をした場合、これまでと異なり三塁走者ではなく打者アウトで統一することを決めた様だ。
　これまで、日本では打者がスクイズを見破られたと判断し、打席を踏み出してファウルにした場合などは「本塁での守備を妨げた」との判断で三塁走者をアウトとしていたが、今後は米国に合わせてすべて反則打球として打者アウトとする形に変更になった。
　WBCなども含めて世界でのルール統一は必要であろう。

岩田よ這い上がって来い！

　西宮市内の鳴尾浜球場で新人合同自主トレを行った希望枠入団・岩田稔投手に対して、春季キャンプ前半は二軍で“熟成栽培”するプランが浮上した様だ。
岩田投手も「監督が焦らなくていいといっている？　もともと、そういうつもりでやろうと思っていた。やりやすくしてくれているなと思う」と語っている。
　そのプランの背景には、昨年即戦力の評価を受けながら、体力面などを考慮され、キャンプ二軍スタートとなった橋本投手が、静かな安芸でじっかりとフォーム修正し、安定感を身につけた事があるのは確かである。
橋本投手は2軍でのマイペース調整の結果、一軍キャンプ合流後に頭角を現し、開幕一軍キップを手にしただけではなく、シーズンと通して大活躍した。
　また、岩田投手は既に違和感なく６０メートルの遠投をこなせるまでに回復しているものの、ひじに不安がある現状では無理はさせられないと言う思いもあるだろう。

林威助 台湾代表合宿よりタイガース！

　林威助外野手がタイガース春季キャンプに参加する事を優先して、今月末からオーストラリアで行われるＷＢＣ台湾代表合宿を辞退するらしい。
８日まで台湾で行われていた代表候補の合宿中に、林華韋監督に意思を伝えたもので、タイガースキャンプと台湾代表のキャンプの日程が重なるため、決断を迫られていた林外野手はインタビューに「阪神のキャンプに行って、その後に合流することになると。日本で野球をして、日本で評価してもらえるのが一番なので」と語りタイガースキャンプを優先する事を宣言した。
台湾代表に選出されることが濃厚な林外野手だが、それでも右翼の定位置どりを目指すタイガースキャンプを優先する方針に決めた様だ。
台湾代表に選出された場合には２月下旬の再合流を予定しているそうである。
　林の狙う右翼には浜中がいる為激戦ではあるが、一発の魅力で言えば林外野手は浜中外野手にも負けることはない。
タイガースキャンプを優先するとはいえ台湾代表にも選ばれれば行くと言う林外野手の方針は評価してよいのではないだろうか。

スカウト会議

スカウト会議の結果、タイガースは今年は捕手と野手を重点に獲得する方針を確認した。
特に捕手は二年連続で狙う方針だ。

金沢 右肘回復順調

昨年三月に右肘手術を受けた金沢投手の右肘の回復が順調である事がわかった。
本人も一からの出直しを誓っており今期の後半には隠し玉として戦力になるかもしれない。