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沖縄県民大会政府要請団と連帯する4・26東京集会

2010-04-27 | いってきました
 4月26日(月)18:30から御茶ノ水の全電通労働会館ホールで開かれた「沖縄県民大会政府要請団と連帯する4・26東京集会」に行ってきました。

           
 一坪反戦地主会関東ブロックの下地厚さんの司会で、在京沖縄出身者の上原成信さん、政府要請団代表の那覇市長、翁長雄志さん、県民大会事務局長の新里米吉さんの挨拶や報告が続いた後、普天間基地をかかえる宜野湾市長の伊波洋一さん、辺野古の名護市長、稲嶺進さん、新たに浮上した勝連沖問題に直面しているうるま市長の島袋俊夫さんが、次々と決意表明をされました。

          
   政府要請団代表/那覇市長翁長雄志さん        宜野湾市長 伊波洋一さん

  伊波さんからは「ロードマップを仔細にみれば、数から言って普天間にいる米軍はグァムやテニアンにすべて移っていくはずだ。」と検証に基づく発言です。

                      
                     名護市長 稲嶺進さん                                    

 稲嶺さんは、少し目を潤ませて、市長選の時に寄せられた全国からの励ましとカンパのお礼を述べられ、その連帯の気持ちを「沖縄からの基地撤去」にお願いしますと言われました。
 「名護市民は13年かかって、ようやく住民投票と同じ選挙結果を出したのです。」「超えられないハードルはありません。」との稲嶺さんの言葉は、政治に翻弄され続ける名護市民の気持ちを代弁しているものだと思います。

                  
                    うるま市長 島袋俊夫さん

  また、勝連沖をかかえるうるま市長の島袋さんは、「市になる前に廃案になった勝連沖埋め立て案に漁業関係者は動揺している。」「うるま市は基地脱却をかかげ、町おこしとして観光リゾート産業振興を始めている矢先に、もずくの採れる美しい勝連沖を埋め立てようとは!」と憤懣やるかたありません。

                  
                       照屋寛徳さん

 その後、民主党、社民党、共産党、自民党、公明党の国会議員の挨拶や紹介がありましたが、中でも脳梗塞を患って足取りのおぼつかない、社民党の照屋寛徳さんのアピール
「ここにいる皆さん、どのくらい怒っていますか?怒りまくって怒髪天を突くくらいの怒り方でないと沖縄とは連帯できませんよ。」
「沖縄に同情するのはやめてください。」
「これは人間としての尊厳を回復するための闘いである。だから負けるわけにはいかない。」という言葉は場内をシーンとさせました。
            
                      会場内の様子

 壇上に沖縄から来た100人の要請団がずらりと並んだ、最大席数464席のホールは熱気に溢れ、入り口も入りきれない人でいっぱいです。

           
                      琉球新報 号外  

 「普天間基地の県内移設をすべて拒否して、沖縄から日本から基地をなくしていきたい」との思い一つで、ホールじゅうにガンバロー三唱が響き渡った夜でした。(文責/佐藤)     

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