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丸木美術館43周年開館記念日

2010-05-05 | いってきました
 5月5日(水)連休最終日に、東武東上線森林公園駅下車の「原爆の図 丸木美術館」の開館記念日イベントに行ってきました。

          
                     原 爆 観 音

 プログラムは、朝10:00から映画「みなまた海のこえ」上映、丸木美術館・工作教室などがありましたが、武蔵野線が事故で遅れたこともあり、森林公園駅南口からの12:30の送迎車で行くのがやっとでした。

 館内の原爆の図、第五福竜丸の図を見てから、「OKINAWA━つなぎとめる記憶のために━」という企画展で、紅型の美しい着物や、丸木夫妻のきゃん岬の絵を見ました。

          
                沖縄戦━きゃん岬(丸木夫妻)

          
                   第五福竜丸(丸木夫妻)

          
                  佐喜眞美術館 照屋勇賢作〈結〉

 13:30からは、東京荒川少年少女合唱隊の合唱、「小さな世界」「さとうきび畑」「世界に一つだけの花」「埴生の宿」などの美しい歌声で心洗われました。

          
                 東京荒川少年少女合唱隊

   新緑のまぶしい川沿いの美術館の2階には、丸木夫妻のアトリエがあって、机の上には硯やクレパスが置いてあり、棚には夫妻が原爆の図や沖縄戦の絵を描くための研究で使ったたくさんの書籍が残っています。

          
                  丸木夫妻アトリエ

 コンサートの後は、沖縄普天間の佐喜眞美術館館長の佐喜眞道夫さんの講演「<沖縄戦の図>と私のコレクション」でした。

  この日は、普天間基地移設問題で「最低でも県外に」と言っていた鳩山首相が、沖縄の地で「すべて県外は難しい」などと情けないことを言った翌日でしたが、沖縄の方々は、「5月末でなくてもいいんだから」と動じない構えで「基地撤去」に向けて静かな闘いを続けられる覚悟のように見受けられました。(文責/佐藤)

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