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「アフガンに命の水を」上映会

2010-06-05 | いってきました
 6月5日(土)10:30から松戸市民劇場で開かれた、ペシャワール会26年目の闘い「アフガンに命の水を」上映会に、行ってきました。

           

 2003年3月から、6年の歳月をかけて全長24キロの用水路を拓いた中村哲医師と数十人の日本人青年達、そして共に働いた延べ60万人のアフガン人。戦乱と旱魃のアフガニスタンに緑の大地が蘇る情景は、とても感動的なものでした。

 医者と薬だけでは救いきれないアフガンの現実の前で、井戸を掘り、用水路を拓き、マドラサを建設していく中村さんの静かな笑顔と語り口に圧倒されます。

                           

 このドキュメンタリー映画を製作した日本電波ニュース社プロデューサーの谷津賢二さんは、「標高4000メートルの険しい国境山岳地帯を、徒歩と馬でめぐる医療キャラバンを取材した時に見たものは、まさに『医は仁術』を地で行くものでした。中村さんはナッパ服に身を包み、髪もぼさぼさ、お世辞にも良き風体ではありません。しかし、地元の人々から寄せられる中村さんへの尊敬と親愛、そして信頼・・・私はすっかり中村さんの人間像に見せられて、以来11年間取材を続けています」と書いています。

               
                          梅本さん

 今日の上映会は、1977年から続いている「松戸親と子のよい映画を見る会」主催の無料上映会でしたが、市民劇場は子どもから年配者までたくさんの人々で埋まり、映画終了後のペシャワール会のワーカー梅本霊邦さんのトークにも熱心に耳を傾けていました。(文責/佐藤)

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