反戦・平和のイベント情報

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スタッフの声他

市民による社会変革-その未発の契機と可能性

2009-08-16 | いってきました
8月15日(土)13:00~ 神保町の日本教育会館で行なわれた市民文化フォーラム主催の「市民による社会変革━その未発の契機と可能性」という講演会に、田中・佐藤で行ってきました。
               
小森陽一さんとノーマ・フィールドさんの基調対談のあと、広田照幸さん(教育学)、内海愛子さん(市民文化フォーラム共同代表)、市野川容孝さん(同共同代表)、ノーマ・フィールドさんのパネルディスカッションが行なわれました。

それぞれの方が、平和運動の実践をしている立場から、「市民とは、消費者でもなく、生産者でもなく、この世界とのかかわりを作って行く個人」「その個人が、身の回りを超えた想像力をどうもつのか」とか、「声をあげる事が、地元であればあるほど気楽ではないこの緊張感の中で、一人では出来ない支えあう仲間を、腹をくくって作って行くしかない」「反戦と貧困のリンクを」「メディア・政党・選挙・議会制民主主義など不純なものとどうつきあっていくのか」などと、日頃の運動とのかかわりの中から出てくる本音を話されました。

聞いている私たちも、「意見広告運動」にかかわる自分自身を問われている思いで、他人事とは思われません。

終戦記念日の神保町界隈は、靖国に集う人々、参拝反対のデモをする人々、それを取り巻いて「国賊」などという野次を飛ばす若者の群れなど、かろうじて表現の自由はあるものの、この国の未来が案じられる風景でした。(文責/佐藤)
            

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