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平和学習会「いまこそ、辺野古の米軍新基地建設を問う」

2009-11-25 | いってきました
11月23日一橋大学で行われた平和学習会「いまこそ、辺野古の
 米軍新基地建設を問う!」に参加しました。
 
 基調講演をなさった元外交官天木直人氏はお話の大半で、今回の
 普天間基地移転問題を考えるための重要なキーポイントに言及して
 いらっしゃいました。

 ◎鳩山政権成立後も、度々聞こえてくるのは「対等な日米同盟関係」
  という表現。しかしこれを求めるのは誤りである。そもそも「日米同盟」
  とは「軍事同盟」であり、この事実から“日米”が“軍事上対等”という
  ことはありえない。日本が“従属”を強いられ続けてきたのは当然の
  結果である。日本が今後目指すのは“対等”ではなく「日米同盟」
  即ち「平和同盟」としての“自立”でなければならない。

 ◎アメリカの言う「テロとの戦い」とは「反米・反イスラエルのイスラムとの、
  あまりにも不公正、不条理な戦い」を意味する。日米安保体制の下に
  ありつづければ、この不正義、非道に加担することになりかねない。
  この国が今後向かうべきは、アジアの国々との信頼関係を築き、共に
  「不戦地域構想」を練り上げることである。

 さて、鳩山総理の最終決断はいかに、深慮の末の沖縄の人々の心持ち
 に添ったものになるよう願うのみです。
 主催者の一人である学生さんの発言「沖縄問題ではない。日本問題で
 ある。」は私たち一人一人の次の一歩への大切な導きであると学びました。(文責:沖)