日々馬道楽

出資している競走馬と関係あるような、ないような…
現在は競馬の予想や旅行の記録などを投稿しています。

倉敷小町と江戸風情絵巻参加者募集

2010年06月13日 18時32分40秒 | 倉敷

今日新聞の折込チラシに、倉敷小町と江戸風情絵巻参加者募集の広告が入っていました。

倉敷小町は、ご存知の方も多いでしょうが、倉敷の観光アピールなどに携わるお仕事。

江戸風情絵巻参加者は今回はじめて聞いたのですが、天領祭りの時に、江戸時代の代官や奥方、町娘などの姿に扮し、天領祭りの会場を練り歩くらしいです。

お祭りの盛り上げ役と言ったところでしょうか。
高校生以上ならOKのようなので、興味のある方は募集してみてはいかがでしょうか。
(ちなみに小町の応募資格は、倉敷在住通勤・通学の18歳以上の男女)

 

連絡先
倉敷商工会議所内 倉敷天領夏祭り実行委員会 086-424-2111
(HPには何も出ていないようで残念です)


犬島 アートプロジェクトへ

2010年06月12日 19時06分32秒 | 倉敷

  2010年6月12日に、犬島へ行って来ました。

この夏は瀬戸内国際芸術祭が開かれるので注目を浴びています。
たくさんの人が来るまえに行ってみました。

犬島に行くには、岡山市の西大寺の南にある宝伝港から船に乗ります。
船に乗ったら約5分で犬島に着きます。
倉敷駅近辺からだと、宝伝港まで約1時間強。ブルーラインの西大寺でおり、南へ向かいます。

宝伝港近辺には市営の駐車場があり、1日500円。船は片道大人300円、子供150円。

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犬島に着いたら、まずはチケットセンターへ。
ここで精錬所の入場チケットを買います。大人1000円。15歳以下は無料。

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ここから、入り口までは約5分かかるとのこと。
入り口も15分間隔で開門するらしいので、散策しながらタイミングを合わせます。
チケットセンターを過ぎると、海岸沿いに散策路があって、ものすごく雰囲気がいいです。

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普通に歩くだけでも気持ちがいい。

精錬所の入り口を入ると、レンガの塀がのざらしにあります。
色が独特で、雰囲気があります。
カラミレンガというらしく、精錬所の銅から作っていたのか、銅や鉄、ガラスからできているとのことでした。

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作品のある建物の中は、撮影禁止なのですが、
鏡のトリック通路?や、三島由紀夫の家の廃材を使った部屋?など
感覚で楽しめます。基本スタッフがついていて、丁寧に解説してくれます。

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建物の中から出ると、カフェ、トイレがあり(トイレもこじゃれている)、
順路では精錬所の屋上へ向かいます。
建物の中のあそこがこれだ、とか上から見るレンガの塀など、視点が変わって面白い。

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順路で進むと、産業遺産へ向かいます。
ここは昔のままあえて手を入れていないところ。
100年前くらいの建物らしいのですが、なんだか古代の遺跡とも思える雰囲気があり、ちょっとわくわくしながら散策しました。

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遺跡も見て終わると、だいたい2時間くらいたってました。
おなかも空いていたので、チケットセンターのカフェへ向かいます。

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カフェもシンプルな作りながら、和風でいてオシャレ。
たこめし800円といぬじまごはん750円を食べました。
たこもいかも地元で取れるものを使っています。食べ物だけでなくて、精錬所の石なども犬島のものを使うなど、地元のものを使って、そして環境に配慮されています。

 

帰りは14時の船へ。行きが11時の船でしたので。3時間程度の滞在でしたが、すごくリフレッシュした気分です。

動画も撮影していますので、よかったらご覧ください。

       


くらしき環境フェスティバル に行ってきました。

2010年06月06日 12時34分37秒 | 倉敷

6月6日にライフパーク倉敷で行われている「くらしき環境フェスティバル」に行ってきました。

環境キャラクター「くらいふ」くんのお披露目のほか、「キレイニスルンジャー」ショーの舞台、さまざまな環境関係の展示や体験コーナーがありました。

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ショーでは、子供を舞台上に誘導する流れもあり、結構食いついていました。
下水道の実験コーナーや、発電コーナー、児島湖移動水族館など子供が興味を示す催しがたくさんあり、結構楽しめます。

大人よりも子供のほうが素直に環境のことを学んで実践しそうですね。

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IKEA 収納問題かたづけ体操

2010年06月05日 22時22分16秒 | 日記・エッセイ・コラム

先週、IKEAポートアイランドに行って来ました。

前回行った時には気が付かなかったのですが、店内のあちこちで流れているビデオ
「収納問題かたづけ体操」
何気に見ているとけっこう面白い。
youtubeにも掲載されていました(掲載は一年位前ですが)。この企画で実際にお宅にお邪魔して収納を変えているビデオもあり、見ていると家の収納を変えてもいいような気になってきました。


ローマ人の物語ⅩⅡ 迷走する帝国

2010年06月05日 22時05分26秒 | 日記・エッセイ・コラム

ローマ人の物語 (12) -迷走する帝国

12巻まで読んできたローマ人の物語もいよいよ混迷の時代となってきた。
いままで内乱期もあるが、1巻でせいぜい3~4人の皇帝の記述であったものが、この巻では、なんと73年間で22人にもなる。

複数の皇帝がいるときもあるが、あまりな数。
いままで10巻程度も興隆してきた歴史を見てきているだけに悲しくなってくる。
本文中にもあったが、いままでの支配者層とは違う層から出た皇帝には威光が少ないのか、あっさり謀殺されるケースも多々あり、気の毒になってくる。

 

このような皇帝の交代が帝国の政策の一貫性を欠くことになり、衰退してゆく原因となったと筆者は触れている。
特に大きくローマ社会のあり方を変革してしまったものとして、いくつかあがっている。

 

ひとつはアントニヌス勅令

いままで、ローマ帝国はローマ市民権(ローマ市民)をもつもの、もたないもの(属州民)と分かれていた。
ローマ市民権を持つものは直接税はなく、国を守る兵役がある。もたないものは属州税収入の10%を納める義務があった。属州民は兵役を退役までつとめたり、特定の職業に就くことでローマ市民権をえることができていた。
この区別をなくし、皆ローマ市民権を与えることとしたのだ。

これが、ローマ市民からは自分たちこそローマを支えているという気概を失わせ、属州民からは向上心を失わせた。おまけに、属州民からなる補助兵は市民からなる軍団兵の扱いとなり費用増大、属州税10%はなくなり収入減としごくマイナスの影響ばかりを与えてしまった。人道的にはすばらしい法であったのではあるがと。

 

作者が頻繁に引用するユリウス・カエサルの言葉
どんなに悪い結果に終わったことでも、それがはじめられたそもそもの動機は、善意によるものであった
政治家とは、目先の思いだけで政策を決めるのではなく、それが国にどのような影響を与えていくかまで慎重に考えて行わなければならない。

 

 

もうひとつは、元老院と軍隊の完全分離を定めた法
もともと元老院は、ローマのエリート養成・蓄積所であった。軍隊・属州勤務などを経てキャリアを積み、元老院の資格を得て、軍団長、執政官、属州長官などを勤めていた。
政治だけでなく、軍事も理解できる人材を輩出していたのだが、これ以降、軍事・政治ともに高度なレベル理解している人材が出てこなくなった。

 

この巻の時代は踏んだりけったりで、蛮族の大侵入で荒らされまわり、地方に人がすまなくなり都市に流入、社会的不安が増大していた。→キリスト教の台頭の原因

パルティアにかわったペルシアに皇帝が捕まったり、ガリアやシリアで独立国ができてしまうなど、目も覆いたくなる惨状。しかもそれを解決した皇帝アウレリアヌスが叱責されて身の危険を感じた秘書官の謀略であっさり殺されてしまう。

 

この巻の最後に出てくるディオクレティアヌスにより状況は回復してきますが、それは次巻で。