小さくても・・・

私の仕事は小さな子どもたちと一日過ごして…(いや数時間)
一緒に遊んで、時には格闘して…。大変ですが自分にも楽しい職場だと思っています。

小さな子ども達…。たった3年から4年しか生きていないのにもう個性があって、みんな違う。
食べ物の好みもそれこそさまざま・・・。でも給食のような、みんなが同じものを食べようとしたとき、やはり最初は食べられないんですね～。いつも食べているお野菜でも、形や味や雰囲気が違うと食べないんです。
これこそ、人生3～4年でもう個々に違っているものの最たるものです。
それでも、子どもの慣れていく順応性も素晴らしくって、一か月余りでかなり味に慣れてくれます。
ここ最近食べてくれるようになって、こちらとしてもとても感動。子どもたちを褒めていますよ～。するとさらに頑張って食べてくれます。この力はすごいですね。子供たちの成長する力。
最初はお母さんが作ったものが一番なんだから、ほかで与えられたものを嫌がるのは当然のことと思うんです。
それが、ひと月あまり…。時間はかかりますが、少しづつ慣れて行ってくれる。
こんな姿に、一緒に喜んだり、頑張れ！頑張れ！と声をかけています。

ニュースで。。。
6歳以下の子どもの脳死移植のニュースがありました。
その子どもの人生を思うと心が痛みます。それでも保護者の方からの言葉に「誰かの体の一部となってずっとずっと生き続ける」というささやかな希望の言葉に頭が下がる思いでした。ただ死を受け入れることはとてもつらいです。それならと…思う気持ちも尊い選択だと思いました。