バルブステム折れ。

仕事場のクルマ。
「パンクしたみたいなんだけど」と、俺のとこに持ち込まれた。
たしかにタイヤはペチャンコ。
まずバルブを見てみたら、ステムが折れてエアが漏れ出していた。


バルブステムの付け根が、半分くらい切れている。
原因はわからないが、劣化か、何か当てたか。
そういや、雪にスタックしたクルマが、よせばいいのに悪あがきして雪の中で空転を続けて、ここがもげたやつも見たことがある。


タイヤ外して、エアが抜けきっていることを確認してから、バルブ側のビードを落とす。
このホイールは15インチだが、このブレーカーで落とせる。
軽トラの12インチよりは力が要る。


古いバルブはもいでしまえ。


外したバルブと、新品バルブ。
長さは違うが、短すぎてエアが入れにくかったり、長すぎてホイールキャップに干渉するとか、使用に支障なければ長さが違っても問題ない。
くびれている部分がホイールに嵌まる。


バルブステムに台所洗剤を塗る。


金属製で六角のバルブキャップを用意する。
エーモンとかのがホムセンに売ってる。これは違うけどな。


バルブ穴のとこのビードを落として押さえておいて、バルブを入れ、キャップをプライヤで咥えて引っ張って嵌める。


ちゃんと嵌まっていることを確認。


そのままビードを放すと、バルブの尻にビードが引っ掛かったりする。
バルブと反対側のビードを下げて、タイヤをバルブ側に少し押せば、引っ掛かりは外れる。


外れた。


ビードに台所洗剤を塗る。


ムシを抜いて、ブローガンで一気にエアを入れ、ビードを上げる。


洗剤付けすぎてると、ビード上がったときに洗剤が飛び散る。
あとはエアを張り、クルマに付けて圧調整すればおしまい。カンタンだ。
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