また鍛冶屋

今日は天気が悪くて外作業はなし。
また鏨(タガネ)直しだ。


廃ブレーキディスクのフランジには、中心のアクスルシャフト穴のほかにボルト穴5個と抜き取り用の穴2個が開いていた。
前回の結果をみてさらに空気の通りをよくするため、20個ばかり穴を増やしてみたら、コークスも簡単に着火した。


今日はまず、鏨のような棒材を掴む火鋏を作った。
小さい火床なので長物はなかなか難しい。


完成図。廃材の山から引っ張り出した鉄筋で作った。
急いで作ったにしても雑だなおい。
掴む用は十分足りるけど。


左の3本が今日直したやつ。右2本はこないだのだ。
昨日の写真のチビてたやつは、真ん中のやつ。一緒に写ってたのはその右だ。
今日のほうが少しきれいに直せている、と思う。

上のは火造り初体験の若いスタッフが鉄筋を打って作ったもの。
なんかちょっと物騒な形だが、材質が鉄筋だからそんなに切れないし、焼きもほぼ入んないから焼入れもしてない。
舗装の縁にかぶった芝生をざくざく切るのには使えそうだ。
鉄が柔らかくなるという体験はなかなか新鮮なショックだったようで、嬉々として石頭振ってたな。
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