レギュレータアウト。

XT400Eのレギュレータ。
昨日の記事で書いたとおり、トラブルシュートの結果、故障していると判断した。
レギュレータは、ジェネレータの3相交流を整流するレクチファイア(rectifier)でもある。

カプラは4極で、ジェネレータの3本のコイル各々からの入力と、整流された出力に割り振られている。
アースはボディアースだ。
整流器だから、コイルにつながる端子から出力端子へは電流を流せるが、逆は流せないのが正常。
アースからコイルにつながる端子へは電流を流せるが、これも逆は流せない。

この性質から、安物のテスターでレギュレータレクチファイアの大まかな良否を判断できる。
テスターのΩレンジでは、一般に内臓電池の出力は赤リードが-、黒リードが+になるから、レギュレータレクチファイアの出力端子に赤リード、コイル端子に黒リードをあてて、わずかな抵抗で電気が流れること、テスタの極性を逆にしたとき抵抗が無限大になること、同様にアースに黒リード、コイル端子に赤リードをあてて、わずかな抵抗で電気が流れること、テスタの極性を逆にしたとき抵抗が無限大になること、これら全てがクリアされれば、3対のダイオードは正常と判断できる。
極性が逆のテスターもあるらしいが、いずれにしても、ある方向では電流が流れ、逆方向では流れない、というのを確認できればいい。

今回故障したレギュレータは、どの方向で測っても、約4MΩだった。
全てのダイオードがぶっ飛んでいるようだ。
注文した新品は、早くも今日発送の連絡があった。
週末にはなんとか間に合いそうだな。台風次第かも。
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