持ち上げる。
凍結や地下水の影響なんかで沈み込んでしまったフェンス。
部分的に支柱が下がるから、フェンスが波打ってしまう。
なので、沈んだ支柱を束石ごとハイリフトジャッキで持ち上げて、直しているのだ。
あらかじめ束石の横を掘っておいて、ジャッキで持ち上げると束石の下に隙間ができるから、隙間にゴロ石とかを突っ込んで、埋め戻す。
掘った穴に丸太を渡して、ジャッキの台にしている。
こんな仕事が予定されていたから、こないだジャッキのメンテしてたわけだ。
これはこのジャッキのラベル。
今のハイリフトジャッキは、「ギア」と呼ばれるリフト部分は鋳物だけど、コイツはプレス鉄板と溶接で組み立てられている。
鉄板のモデルは、1990年あたりで製造中止になったと思う。
鋳物とどっちがどうなのかはわかんないが、25年も半放置でもちゃんと使えているんだから、コイツはたいしたもんだ。