スタベーションとボトム。
SRX600。
こないだ乗った時、何回か、突然ガス欠症状が出て、燃料コックをPRIに切り替えたら直る、という現象が出た。
コックからホースを外して、負圧バルブの作動をチェック。
白いポリタンクは、ウインドウォッシャーの空容器を使った、キャブ調整用のサブタンク。
うーん、普通に作動するみたいだけどなあ。
症状が出たのは、最初の始動からまもなくの街中の走行中と、郊外のちょっと長い下り坂をエンブレで下ってるとき。
街中の時はRESに切り替えてもダメでエンストまで行ったけど、トリップメーター見てもガス欠はありえない、と思って、試しにPRIにしたら、すぐ再始動できた。その後はONでもRESでも普通に走れていたのだが、次に発生した下り坂の時は、走行中にPRIにしてすぐ復活できた。
キモチワルイので、その日はその後ずっとPRIで走ってきた。
で、今回いろいろ試してみたら、燃料受けのポリタンクの空気抜きを閉じて、わずかに握って加圧すると、PRIだと燃料が落ちてくるけど、ONとRESの負圧バルブ経由だと燃料が逆流する可能性があることがわかった。バルブ経由だから燃圧が下がるのか、口で吸った程度じゃ負圧が弱すぎてバルブが半開きなのか、不具合なのか、判断がつきかねる。
しかも、この現象は、キャブのフロート室の圧が上がらないと発生しないはずなのだ。念のためフロート室のベントホースも点検したけど、2本ともきちんと大気開放されていた。ちょっと解せないのだが、PRIで正常に走れるのは間違いないようだから、また使いながら様子見るか。
フロントブレーキレバーの遊び調整ネジを交換する。
マスターシリンダーが純正品でないためか、レバー先端で2−5mmという適正な遊びにしようとすると、ギリギリの5mmで底突きしてしまっていたのだ。
このネジはM6細目の23mmというサイズで、ホムセンではまず手に入らない。
今回はモノタロウでM6細目の30mmのキャップボルトを入手した。
長さの違いはこんな感じ。
遊び2mmでの締め込みはこのくらいになった。
レバーはテコなので、先端で2mmの遊びは、マスターのピストンではごくわずかになる。