かふかの里通信

故郷香川県、自宅滋賀県、2018年7月より定年退職して
千葉から戻る。10月より新分野で悪戦苦闘しています。

後ろに退かない

2015年08月17日 10時00分00秒 | ちょっと お出かけ
 高野山の続きです

 壇上伽藍にある、「中門」です

 

 この中門、天保14年に焼失したのですが

 今年4月に、開創1200年を記念する主要事業として

 172年ぶりに再建されたそうです

 

 これもテレビで紹介していましたが

 中門の中に、「四天王像」が揃ったそうです

 従来からあったのが、下の写真の

 持国天と多聞天です

    

 加えて、平成の大仏師・松本明慶の手によって

 現代ならではの作風に仕上げられた、「広目天」と、「増長天」の

 二天王が新たに中門に安置されました

 

 虫好きには、胸元の「セミ」と「トンボ」が気になります (=_=)?

 調べると、広目天は胸元に「セミ」の飾りを付けています

 これは、セミが音を遠くへ届けることから、『威嚇』の姿勢を

 表現しているらしい

 また、増長天は、「トンボ」の飾りを付けています

 これは、トンボがまっすぐ前に飛ぶことから

 『後ろにしりぞかない』という姿勢を表現しているそうです

 戦国武士の甲冑飾りにもよく使われています (^_^)b

 

 で、その後の奥之院

 参道脇を流れる溝で、子供が何やら写真を撮っている

 

 上手く写っていないけど

 増長天が胸につけていた、大きなオニヤンマでした

 

 これも何かの縁 (´。`)


つづく