たかが親子されど親子、そして兄弟そして夫婦そして自分

いづみかほるの様々な想い(世のファミリーをテーマにエッセイ風に綴っています)

街でみかけた親子

2010-12-18 07:54:22 | エッセイ風

昼食に寄ったお店でのこと。
近くのテーブルの親子であろうふたり、母親と6才位の息子
会話はない、母は黙々と食べている。
息子を見ると、茶碗をテーブルに置いたまま、口のほうを茶碗にくっつけて食べている。
右手で持った箸で必死に口の中にご飯を詰め込んでいる。
左手は?左手はどうしたのかしら?左手で茶碗をもたないのかしら?
あ!もしかして左手がなかったりして!だったら気の毒。
あ!それとも怪我でもして使えないのかしら?だったらそれも気の毒。
そういえば今日は平日、病院帰りかしら?

ところが!
息子が左手で頭をかき出した!左手は健在だった!
更に息子は立てひざになった!
その姿勢で、顔をテーブルに置いたままの茶碗に思い切り近づけている。
やっと届いた口を茶碗にくっつけて、右手で持った箸でご飯をどんどん詰め込んでいる。
左手は?やはり何もしない。
何というお行儀の悪い召し上がり方なんでしょう~

さてさて、母はどうしてる?
見ると平然と食べている。
息子を見てもいない。
何だか暗い……
もしかして離婚状態で、たまに会っているのかしら?だったら気の毒。
だから普通の母親のように作法の注意をしにくいのかしら?だったら気の毒。

しかしbutしかし
どんな事情があっても、ちゃんと育てていきましょうよね。
この子が将来どんなにか恥ずかしい思いをするか、今のままでは想像できてしまうもの。

みんな頑張ろうよ


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