たかが親子されど親子、そして兄弟そして夫婦そして自分

いづみかほるの様々な想い(世のファミリーをテーマにエッセイ風に綴っています)

果てしない祖先から今の自分の命がつながってきている

2020-08-24 07:55:37 | エッセイ風
「果てしない祖先から今の自分の命がつながってきている」
8月16日。
私にとってこの日ほど複雑な日は無いのです。
父の倒れた日、母の死にかけた日、祖父の亡くなった日。
ですが、私たち夫婦の結婚記念日でもあるのです。
母は、私たち夫婦が悪い日を良い日にしてくれたのだと言います。
41年前の8月16日、忙しかった私たち夫婦は、その日がどんな日と気づきもせず、何者かに引っ張られるように出張所に出向きました。
その結果、悪かった日は良い日となったというわけです。
これにはきっと意味があるのだろうと、私はずっとそう思って生きているのです。
そして……
今年の8月17日、母が逝きました。
良い日となった8月16日は避けてくれたんだと思えます。
ひたむきに淡々と生きる、ただそれだけですね。
母や父や祖父や祖母、果てしない祖先から今の自分の命がつながってきていることをしみじみと感じます。
家族みなが元気に毎日を送れていること、それはあたりまえではなくそんな一日一日に感謝ですね。
 
 
 
 
 
コメント
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