呆けが進んで、曜日がわからなくなった。
スタンディング・ベント・オーバー・ロウをやって、ベント・オーバー・ラテラ
ルレイズを始めて・・・いや、今日は金曜日ではない、このダンベル体操は昨
日やったではないか・・・・
と、いうこったね。
“痴呆がすすんだ”というと、何だか本当の病気のようだが、“呆けが進んだ”
というのは、阿呆の度が進んだようで、愛嬌があるように、響く・・・
ひびかねぇかぁ・・・
なんでもいいじゃないか、誰でも勘違い、というものはあるものよ・・・ねえ？
かみさんが、またぞろ、団地入口の骨董屋に行こう、と散歩に誘われた。
いつものように反対側に歩いてから、骨董屋に向う。
“骨董屋”というのも、以前のことで、近頃は、古道具屋だね。
年寄の死んだ家に行き、年寄の残したあらゆる雑貨を、ひと山幾らで買ってき
て、それを展示する。
万年筆の山、擦り切れた筆の山、煙管の山、時計の山・・・
写真アルバムの山、アドレス帳の山・・・
茶人であれば、いろいろと掘り出し物もあるのだが・・・なかなかそんなもの
はないやね。
で、長尺物の山があったので、覗いてみた。
ゴルフの棒なんぞには興味はないが、和竿(先日までこれを“わかん”と読んで
いたが、ＮＨＫの美の壺で、“わさお”と読むと教わったので、“わさお”と読
むことにする・・・)
が、どれも偏屈爺鵺が持っている、グラスファイバーの竿ばかりであるね。
カーボンファイバーのものはない。きっと雷が落ちるから買わないのかね。
そういえば、還暦のお祝いに、２５万円の竿を、次女夫婦から貰ったという奴
が居たね。あれは当然、和竿のヘラ竿だよね・・・２５万だよっ！！！
で、散歩を続けたのだね。しさしぶりに、２万歩近く歩いたよ。
ベルトストレッチ 足親指姫 笛吹き童子 ニー・プッシュ・アップ
クランチ スタンディング・ベント・オーバー・ロウ プル・オーバー
スタンディング・キック・バック
１９０４６歩 ６５.１ｋｇ １８.５％ ８６糎
わかん・・・男女合意の上での交合 （やっぱ竿を使うんだぁ）
昭和３９年１月１５日発行 広辞苑 第一版第十二刷 編者・新村出 より