肩が痛いの、風邪ひいたの、不愉快だの、
とのたもうているうちに日が少し経ってしまった。
若年性痴呆症であるから、数日も過ぎれば、
肩の痛みも、風邪も、不愉快な感覚も、
忘れてしまっている。
その間に、温泉行ったり、死の健康診断・・・否、市の身体検査を受けたり、
美術館に行ったりしていたのだが、いまから書くのは、めんどいから書かない。
温泉は、初めてのところで、月林峠の手前の、三つある温泉場の一番手前の
温泉である。
入浴料500円で、時間制限なしだから一日居られる。
玄関を挟んで左右に広間が二つあり・・・左右に二つづつではなく、玄関の
左にひとつ、右にひとつ、都合二つあるのだ・・・旅館だから昼食やら、おつ
まみも出るのだが、持込自由である。
普通、レストランや食堂のある温泉場では、そちらの売り上げも大切だから、
持込禁止なのだが、ここはその点おおらかである。
女将の言い方では、持ち込みを推奨しているような口ぶりである。
500円で一日居られるのはよい。
が、いかんせん内湯も、露天も5人も入るといっぱいになるような狭さである。
内湯に5人、露天に5人が入れる広さということだ。
内湯と露天で合計5人てぇと、それぞれふたりずつ入り、5人目は、窓に腰掛
けて、右足を内湯に、左足を露天に漬けねばならない。
これで2.5人ずつ入って、合計5人になる勘定になる・・・するてぇとその
5人目のおっさんは、風邪をひく破目になるではないか・・・
女性だったら・・・むむむ、、、
市の身体検査は、9時からであるが、月曜だから、ほとんど年寄りばかりで
ある。偏屈鵺爺夫婦のように若い人は数人である。
年寄りだから、朝は早い。一番乗りは朝7時から並んでいたそうだ。
係りの人より早いではないか。
偏屈鵺爺は、当然9時からであれば、遅れないように、10分前には行くよう
にしている。
だから、200番台の順番になっちまった。
えぇ? 10分前に行ったのに、検診が始まったのは11時だってよぉほほほ
♪♪♪
一度家に帰って出直した方がいいわな。
検尿で、かみさんがさっきしてしまったので、おしっこが出ない・・・などと
いうから、偏屈鵺爺のをすこーし分けてあげようとしたが、嫌だと云う。
夫婦だからいいではないか、と思うが、変なかみさんである。
嫌なら、水でも入れて水増ししとけぇ・・・
大腸癌検診をオプションで申し込んだら、若いお姉さんが、採便の仕方を教え
てくれた・・・そういえば、“採便”をネットで検索すると、山のように結果
が出てくる。皆さん興味があるようだな。
若いおねぇさん「採便の仕方は・・・」
偏屈鵺爺 「うんこしたら、つんつんとすればいいんでしょ?」
若いおねぇさん「つんつんしてはいけません。腸壁に出来たポリープからの
出血の有無を診るのですから、便の表面をすーとなぞるので
す。」
偏屈鵺爺 「あっ、そうなの、つんつんしてはいけないの?」
若いおねぇさん「はい、つんつんしたり、こねたりしてはいけません」
偏屈鵺爺 「こねたりはしませんよ・・・こねたりは・・・かわゆい顔して、すごいこと云うねぇ」
若いおねぇさん「で、採便したら、容器を冷凍庫に入れて凍らせて下さい」
偏屈鵺爺 「へっ、冷凍庫に入れるのぉ・・・? (きったねぇ)」
若いおねぇさん「はい、冷凍庫に入れて凍らせて、持ってきて下さい」
だってさ、冷暗所に置いとけ、というのは聴いたことがあるけど・・・
あれは、うんこが腐らないように、という配慮だと思ったが・・・
驚いてしまって、冷凍する理由を聞くのを忘れてしまったわぃ・・・
“採便棒を、肛門に差し込んではいけない”という注意事項の説明はなかった
な・・・
日本画の巨匠の美術展は、素晴らしかった。
公営放送局の“承知の輔”という番組で教えてもらった、美術鑑賞の壷、
“その美術品を買って、家に飾りたい作品を見つける積りで鑑賞せよ・・・”
という観点で観た。
うむ、“禿”という作品なら、我が書斎に飾るにあたいする。
だはは、レプリカでも60万円するとよ、、、
105円の絵はがきで我慢しただよ・・・
そうこうするうちに、頭痛も、肩凝りも、風邪も、
どこかへ行ってしまったという、お話しであるよ
許婚が千両で花魁になったお話も、どうでもいい話になった。
すべて時間が、解決するものであるよ
♪♪♪こんな小春日和の 穏やかな日は
♪♪♪あなたの優しさが 浸みて来る
♪♪♪明日(あした)嫁ぐ私に
♪♪♪苦労はしても
♪♪♪笑い話に時が変えるよ
♪♪♪心配いらないと笑った♪♪♪
どんな不快なことがあっても、すべて時が解決してくれるのだ、
と、昔、百恵ちゃんが教えてくれたのだ。
とのたもうているうちに日が少し経ってしまった。
若年性痴呆症であるから、数日も過ぎれば、
肩の痛みも、風邪も、不愉快な感覚も、
忘れてしまっている。
その間に、温泉行ったり、死の健康診断・・・否、市の身体検査を受けたり、
美術館に行ったりしていたのだが、いまから書くのは、めんどいから書かない。
温泉は、初めてのところで、月林峠の手前の、三つある温泉場の一番手前の
温泉である。
入浴料500円で、時間制限なしだから一日居られる。
玄関を挟んで左右に広間が二つあり・・・左右に二つづつではなく、玄関の
左にひとつ、右にひとつ、都合二つあるのだ・・・旅館だから昼食やら、おつ
まみも出るのだが、持込自由である。
普通、レストランや食堂のある温泉場では、そちらの売り上げも大切だから、
持込禁止なのだが、ここはその点おおらかである。
女将の言い方では、持ち込みを推奨しているような口ぶりである。
500円で一日居られるのはよい。
が、いかんせん内湯も、露天も5人も入るといっぱいになるような狭さである。
内湯に5人、露天に5人が入れる広さということだ。
内湯と露天で合計5人てぇと、それぞれふたりずつ入り、5人目は、窓に腰掛
けて、右足を内湯に、左足を露天に漬けねばならない。
これで2.5人ずつ入って、合計5人になる勘定になる・・・するてぇとその
5人目のおっさんは、風邪をひく破目になるではないか・・・
女性だったら・・・むむむ、、、
市の身体検査は、9時からであるが、月曜だから、ほとんど年寄りばかりで
ある。偏屈鵺爺夫婦のように若い人は数人である。
年寄りだから、朝は早い。一番乗りは朝7時から並んでいたそうだ。
係りの人より早いではないか。
偏屈鵺爺は、当然9時からであれば、遅れないように、10分前には行くよう
にしている。
だから、200番台の順番になっちまった。
えぇ? 10分前に行ったのに、検診が始まったのは11時だってよぉほほほ
♪♪♪
一度家に帰って出直した方がいいわな。
検尿で、かみさんがさっきしてしまったので、おしっこが出ない・・・などと
いうから、偏屈鵺爺のをすこーし分けてあげようとしたが、嫌だと云う。
夫婦だからいいではないか、と思うが、変なかみさんである。
嫌なら、水でも入れて水増ししとけぇ・・・
大腸癌検診をオプションで申し込んだら、若いお姉さんが、採便の仕方を教え
てくれた・・・そういえば、“採便”をネットで検索すると、山のように結果
が出てくる。皆さん興味があるようだな。
若いおねぇさん「採便の仕方は・・・」
偏屈鵺爺 「うんこしたら、つんつんとすればいいんでしょ?」
若いおねぇさん「つんつんしてはいけません。腸壁に出来たポリープからの
出血の有無を診るのですから、便の表面をすーとなぞるので
す。」
偏屈鵺爺 「あっ、そうなの、つんつんしてはいけないの?」
若いおねぇさん「はい、つんつんしたり、こねたりしてはいけません」
偏屈鵺爺 「こねたりはしませんよ・・・こねたりは・・・かわゆい顔して、すごいこと云うねぇ」
若いおねぇさん「で、採便したら、容器を冷凍庫に入れて凍らせて下さい」
偏屈鵺爺 「へっ、冷凍庫に入れるのぉ・・・? (きったねぇ)」
若いおねぇさん「はい、冷凍庫に入れて凍らせて、持ってきて下さい」
だってさ、冷暗所に置いとけ、というのは聴いたことがあるけど・・・
あれは、うんこが腐らないように、という配慮だと思ったが・・・
驚いてしまって、冷凍する理由を聞くのを忘れてしまったわぃ・・・
“採便棒を、肛門に差し込んではいけない”という注意事項の説明はなかった
な・・・
日本画の巨匠の美術展は、素晴らしかった。
公営放送局の“承知の輔”という番組で教えてもらった、美術鑑賞の壷、
“その美術品を買って、家に飾りたい作品を見つける積りで鑑賞せよ・・・”
という観点で観た。
うむ、“禿”という作品なら、我が書斎に飾るにあたいする。
だはは、レプリカでも60万円するとよ、、、
105円の絵はがきで我慢しただよ・・・
そうこうするうちに、頭痛も、肩凝りも、風邪も、
どこかへ行ってしまったという、お話しであるよ
許婚が千両で花魁になったお話も、どうでもいい話になった。
すべて時間が、解決するものであるよ
♪♪♪こんな小春日和の 穏やかな日は
♪♪♪あなたの優しさが 浸みて来る
♪♪♪明日(あした)嫁ぐ私に
♪♪♪苦労はしても
♪♪♪笑い話に時が変えるよ
♪♪♪心配いらないと笑った♪♪♪
どんな不快なことがあっても、すべて時が解決してくれるのだ、
と、昔、百恵ちゃんが教えてくれたのだ。