偏屈へ古稀鵺爺のたはごと

明日できることは
  今日はやらないのだ

風神雷神図屏風

2006年09月20日 23時59分12秒 | たはごと
朝一番のバスで、東京に向かった。

出光美術館で、「風神雷神図屏風」三部作が、展示されているのだ。
この三作が一堂に会したのは、66年振りだそうだ。
66年前なんてこたあ、偏屈爺鵺には関係ないことだがね・・・

俵屋宗達、それを模した尾形光琳、そしてそれをまた摸した酒井抱一。

やはり、本物の力は素晴らしいっ!!!。

宗達の「風神雷神図屏風」は、建仁寺で観たが、この寺が持主なのに、
複製であった。
複製とは、本物を正確に摸したものだが、やはり、本物の迫力は、再現出来な
いのだね。

そして、その本物を模した、尾形光琳の図も、その尾形光琳の図を模した、
酒井抱一の図も、だんだんに、その力を失い、ただの図になっていっている。

これはどうしたことか?

やはり、どんな腕のよい画家でも、“摸す”ということは、原図に甘えるところ
があるのだろうか????

で、今日は疲れたので、お写真は明日以降に掲載させて頂くことにして、今日
は寝る・・・のだっ!!!
興奮して眠れない・・・こたぁないよっ!!!