偏屈爺の車にガソリンが10ℓしか入っていないので、息子の車で出かけた。
家を出るときには、一発でエンジンがかかった。快調である。
スーパーには開店のあわただしさが落ち着いた頃であろう11時過ぎに行った。
ロッカーからエプロンを出し、名札を外して、ロッカーの鍵とを持って、
事務室に行った。
三人ほど居たが、どの顔も見たことがなかった。
丁度いい。
馘にした人間と顔を合わすのは、気まずいであろう。
“昨日で終了したので、これ返却する。”
と云ったら、そういうのは日常的にあるのだろう。
“はいわかりました。”と、すんなり受取った。
お世話様、と云って帰った。
脂の載りかかったところで切られて、なにか中途半端で、心残りのところも
あるが、このスーパーとのおつきあいも、これでおしまい。
系列ではない別のスーパーに行って、冷蔵庫に切れている納豆と牛乳を買った。
給料前なので、必要なものだけしか買えない。
で、帰ろうと思ったら、セルモーターは廻るが、エンジンがかからない。
チョークを引いて、アクセルと大目に踏んだが、かからない。
あんまりセルを廻していると、バッテリーがあがってしまうので、とりあえず
店に戻ってひと回り、10分ほどしてからセルを廻したが、かからない。
仕方ない、自動車整備会社を呼ぶか、JAFを呼ぼうか・・・
入会して一度も呼んだことのない、JAFを呼ぼう。
毎年4千円払い込んで、累積108千円。
その間会誌をもらっているばかりだった。
そういえば、一回だけ呼んだ。
免許取立てで、中古車を買って走り出して数日後だった。
フラッシャーランプが切れて、右に曲ろうにも曲れない。
“整備不良車”で、捕まったらどうしょう・・・
ということでJAFに電話した。
来てくれない。
JAF 「車は走れるのですね?」
偏屈青年「走れるけど、曲れないのだ。」
JAF 「走れるなら、近くのガソリンスタンドに行って、直して下さい」
偏屈青年「来てくれなの?、整備不良車で、捕まったらどうするの?」
JAF 「それくらいでは、捕まりません」
そうなんだってさ。
しかたなく、右折しなくても行けるスタンドに必死の思いで行ったものだ。
感じとしては、何かきっかけがあればエンジンがかかるような気がする。
例えば、エンジンを蹴っ飛ばすとか、JAFの専門家がボンネット開けると
同時にエンジンがかかる・・・ような気がする。
が、呼んだ。
寒いのにいつまでも暖房のない車にいつまで居ても仕方ない。
来るのに40分かかった。聞いたら、市内からだという。
こんな小さな市内から40分もかかるのは、山奥に事務所があるのだろう。
近くのラーメン屋でラーメン食べて待った。
JAF「いやーあ、懐かしい車ですね。いま、この車が走っているの見るのは
久し振りですよ。どの位走ったのですか?」
故障の様子より、車のことに興味を示した。
偏屈爺「さぁ、息子の車だからわからない。6万km台になっているけど、
何回り目の6万kmだかわからない。」
JAF「おぉっ、カーナビもついていますねぇ」
偏屈爺「息子がね、親と同じで方向音痴もので・・」(いいから、早くエンジン
かけてくれぇ・・・)
JAF「いやあ~♪♪♪ 懐かしいですねぇ・・・チョークですね」
懐かしそうに触っているうちにエンジンがかかった。やはりプロは違う。
偏屈爺「プラグ濡れていたのかな?」
JAF「そうですね、セルまわして30分以上は経っていますよね。それと、
一回走ってから、エンジンを掛けるときは、チョークを半分ひけば
いいんですよ。」
偏屈爺「あらっ、チョーク一杯引いて、アクセル大目にふみこんだけれど・・」
JAF「チョークついている車は平成の時代には無いですものね。いやはや
懐かしい」
やたら懐かしがるおっさんだが、偏屈爺よりずっと若いおさんだ。
チョークのついた車は、免許取立ての時の最初の車だけだな。
2台目からは、オートチョークになったものね。
JAFは、書類にサインしておしまい。
お金かからなくてよかったぁ。
朝食・・・親子丼
昼食・・・外食 ラーメン
夕食・・・納豆ご飯 鶏肉焼き 味噌汁
ベルトストレッチ
5344歩 67.6kg 20.8% 90糎
家を出るときには、一発でエンジンがかかった。快調である。
スーパーには開店のあわただしさが落ち着いた頃であろう11時過ぎに行った。
ロッカーからエプロンを出し、名札を外して、ロッカーの鍵とを持って、
事務室に行った。
三人ほど居たが、どの顔も見たことがなかった。
丁度いい。
馘にした人間と顔を合わすのは、気まずいであろう。
“昨日で終了したので、これ返却する。”
と云ったら、そういうのは日常的にあるのだろう。
“はいわかりました。”と、すんなり受取った。
お世話様、と云って帰った。
脂の載りかかったところで切られて、なにか中途半端で、心残りのところも
あるが、このスーパーとのおつきあいも、これでおしまい。
系列ではない別のスーパーに行って、冷蔵庫に切れている納豆と牛乳を買った。
給料前なので、必要なものだけしか買えない。
で、帰ろうと思ったら、セルモーターは廻るが、エンジンがかからない。
チョークを引いて、アクセルと大目に踏んだが、かからない。
あんまりセルを廻していると、バッテリーがあがってしまうので、とりあえず
店に戻ってひと回り、10分ほどしてからセルを廻したが、かからない。
仕方ない、自動車整備会社を呼ぶか、JAFを呼ぼうか・・・
入会して一度も呼んだことのない、JAFを呼ぼう。
毎年4千円払い込んで、累積108千円。
その間会誌をもらっているばかりだった。
そういえば、一回だけ呼んだ。
免許取立てで、中古車を買って走り出して数日後だった。
フラッシャーランプが切れて、右に曲ろうにも曲れない。
“整備不良車”で、捕まったらどうしょう・・・
ということでJAFに電話した。
来てくれない。
JAF 「車は走れるのですね?」
偏屈青年「走れるけど、曲れないのだ。」
JAF 「走れるなら、近くのガソリンスタンドに行って、直して下さい」
偏屈青年「来てくれなの?、整備不良車で、捕まったらどうするの?」
JAF 「それくらいでは、捕まりません」
そうなんだってさ。
しかたなく、右折しなくても行けるスタンドに必死の思いで行ったものだ。
感じとしては、何かきっかけがあればエンジンがかかるような気がする。
例えば、エンジンを蹴っ飛ばすとか、JAFの専門家がボンネット開けると
同時にエンジンがかかる・・・ような気がする。
が、呼んだ。
寒いのにいつまでも暖房のない車にいつまで居ても仕方ない。
来るのに40分かかった。聞いたら、市内からだという。
こんな小さな市内から40分もかかるのは、山奥に事務所があるのだろう。
近くのラーメン屋でラーメン食べて待った。
JAF「いやーあ、懐かしい車ですね。いま、この車が走っているの見るのは
久し振りですよ。どの位走ったのですか?」
故障の様子より、車のことに興味を示した。
偏屈爺「さぁ、息子の車だからわからない。6万km台になっているけど、
何回り目の6万kmだかわからない。」
JAF「おぉっ、カーナビもついていますねぇ」
偏屈爺「息子がね、親と同じで方向音痴もので・・」(いいから、早くエンジン
かけてくれぇ・・・)
JAF「いやあ~♪♪♪ 懐かしいですねぇ・・・チョークですね」
懐かしそうに触っているうちにエンジンがかかった。やはりプロは違う。
偏屈爺「プラグ濡れていたのかな?」
JAF「そうですね、セルまわして30分以上は経っていますよね。それと、
一回走ってから、エンジンを掛けるときは、チョークを半分ひけば
いいんですよ。」
偏屈爺「あらっ、チョーク一杯引いて、アクセル大目にふみこんだけれど・・」
JAF「チョークついている車は平成の時代には無いですものね。いやはや
懐かしい」
やたら懐かしがるおっさんだが、偏屈爺よりずっと若いおさんだ。
チョークのついた車は、免許取立ての時の最初の車だけだな。
2台目からは、オートチョークになったものね。
JAFは、書類にサインしておしまい。
お金かからなくてよかったぁ。
朝食・・・親子丼
昼食・・・外食 ラーメン
夕食・・・納豆ご飯 鶏肉焼き 味噌汁
ベルトストレッチ
5344歩 67.6kg 20.8% 90糎