平凡な父のHitori言

平凡なサラリーマンのありふれた道程の記録

人に元気と勇気を

2005年06月18日 19時36分58秒 | 人生のノウハウ
 松井選手が足を捻挫してから逆に調子が良くなってきた。イチローも日米1000本安打を達成したし、野茂選手も日米通算200勝を達成した。日本人大リーガーも大きな実績を残す時代になったものだと昔の村上投手と比べ、しみじみ感慨深いものがある。今日も松井選手はホームランを含め3安打5打点の大活躍だ。松井選手の活躍を見ていると元気と勇気が湧いてくる。足を怪我しても決して痛そうな態度は見せないし、いつも精一杯のプレーを見せてくれる。インタビューでも好調時のハイトーンで答えていたね。
 何事も松井選手のように自分の力を出し惜しみせず、精一杯やることが大事だよ。仕事、勉学、遊び、スポーツ、なんでも徹底的に取り組むことが大切だ。そうすれば自分も楽しいし、やった後に爽快感、達成感、満足感など心からの喜びが得られるよ。それだけでなく、周りの人に元気と勇気を与えることができるんだ。平凡な父の贅沢かもしれないが、お前達にもいつか人に元気と勇気を与えられるような人間になって欲しい。それが人間としての人生の大きな望みの一つに違いないからだ。


言葉にする事の大切さ

2005年06月16日 22時00分10秒 | 人生のノウハウ
 最近、世の中の人は言葉が少なくなったと思う。自分の思いや考えもあまり口に出さない。沈黙は金というが、朝夕の挨拶をはじめとして、仕事の打ち合わせでも積極的に意見を述べようとしない。日本には美しい言葉があるのだから、挨拶くらいはもっと言葉に出したほうがいいのにと思う。朝は「おはよう」、昼は「こんにちは」、夜は「今晩は」、帰るときには「お疲れ様」、「ご苦労様」、別れるときには「さようなら」、感謝の気持ちは「ありがとう」など綺麗な日本語がたくさんあるのに、もっともっと気持ちを言葉に出すべきだと思う。ときには、自分の嫌の気持ちや不快な感情を言葉に出すことも必要だけど、もっともっと美しい日本語を使って、自分の素直な心や感謝の気持ちを言葉に出すことが大切だと思う。平凡な父はあまり人の相手はうまくないが、お前達は、うちの誰かさんに似て話し好きだし自分の気持ちを素直に言葉に出せるほうだ。周りの人にちゃんと気持ちを言葉に出すことを忘れちゃいけないよ。美しく心地よい言葉がたくさんあるんだから使わないともったいない。平凡な父も、おしゃべり好きな誰かさんに「いつもありがとう」と言葉に出そうと思うが、その後のリアクションが怖いし、しゃべる間のあまりないのが辛いところだ。だけどいつも元気でいてほしいと思っているよ。

気力と体力

2005年06月15日 22時24分29秒 | 人生のノウハウ
 松井選手がホームランを打った。前の試合で捻挫して出場が危ぶまれていたけれど、怪我をものともせずホームランを打った。連続出場がかかっていたから、何とか試合に出られたらいいなーと思っていたけれど、ただ出るだけでなく見事なホームランを打って見せてくれた。いい選手というものは、本当に怪我や病気にも強いものだ。人並みはずれた体力があるだけじゃなく、大きな気力が満ち溢れているからだ。強い心があれば、体力が弱っていようが問題じゃない。ただ記録のために出してもらうことを潔しとしないで、結果を出そうという強い気持ち、それがホームランを生むんだ。
 お前達も少しの病気や怪我に負けるな。強い体を造ること以上に、強い心、気力を養わないとせっかくの体力がもったいないぞ。気力が満ち溢れていると周りの人にも精気を与え元気をもたらすものだよ。平凡な父も、今日、松井選手に元気をもらったよ。松井選手の連続出場がどこまで続くか見守り続けるために、そして、お前達の成長を見届けるために、体力と気力を持ち続けるつもりだ。

物事を測る基準、尺度

2005年06月14日 22時52分43秒 | 人生のノウハウ
 人生ではいろいろな場面で物事を測っている。なにかを選択したり、判断したり、評価したり、時には決断しなければならない。今日の昼飯は何を食べるかから始まって、どんな職業を選ぶかまで、多くの場面で判断、評価し、選択、決断をしなければならない。些細な好き嫌いのことから重大な人生の決断まで、自分なりの基準や尺度に基づいて物事を測らなければならない。そのためには多くの物事を測る基準、尺度を持たなければならない。経済的な基準、道徳的、倫理的基準、芸術的基準、感覚的基準などいろいろな基準があり、感性もひとつの基準といえるだろう。また、社会的常識やルール、法律は社会人として守らなければならない社会的基準だ。自分の物事を測る基準、尺度を持つことは大事なことだが、他人の基準を尊重することを忘れてはならない。百人いれば百通りの基準があり、考え方、物の見方があるんだ。自分の基準が絶対正しいと思ってはいけないよ。人はそれぞれ、様々な基準、尺度を持っているのだから。
 また、重大な決断をするとき、一つの基準、尺度だけで測ってはいけないよ。多くの基準や尺度で評価、判断し決めることが大切だ。人の意見や考え方に耳を傾け、自分の基準、尺度を常に修正し精度を上げるように努めなさい。そして自分なりの物事を測るモノサシを作り上げなさい。それが自分流の生き方の基準になるんだ。


楽しむこと

2005年06月12日 18時32分42秒 | 人生のノウハウ
 自分の趣味や好きなこと、得意なことを楽しむことは簡単だ。嫌いなこと、苦手なこと、不得意なことをやらなきゃいけないときに、その中になにか楽しみを見つけること、それが人生をうまく過ごしていく一つの秘訣だよ。勉学でも、ビジネスでも私生活でも楽しいことだけじゃない。困難や嫌なこと、辛いことを乗り越えてはじめて喜びが大きくなる。なんでも簡単に手に入ればいいなあーと感じるかもしれないが、長く生きていくうちにそんな事だけではすまされないし、困難を乗り越えて得られる喜びの大きさを知ることができるよ。人間が冒険に挑み、いろいろなことにチャレンジしていくのは難しいことほど達成したときに喜びも大きいからだよ。そのためにも普段から嫌なこと、苦手なことをやらなければならいないよ。だけど、その中に自分なりに楽しみを見つけることが大切だ。きっと探せば楽しいことや楽しむ方法が必ずある。嫌々やるだけではなんにも身につかないし、ストレスが溜まるだけだ。
 お前達も、工夫して見なさい。周りを良く見てみなさい。自分なりの目標を作って見なさい。どんなことにも楽しみを見つけ出せるはずだ。平凡な父も電車に乗って暇なときや面白くない話を聞くときには人間ウォッチをして楽しんでいる。


チームワークの素晴らしさ

2005年06月10日 23時54分27秒 | 人生のノウハウ
 チームで目標に向かうときに一番大事なことは、単純なことだけどチームワークだ。チームの全員がお互いを信頼し、監督を信じ、一つの目標に向かうとき、本当の強さが発揮できる。苦境に立たされたときほど結束力がより強くなり、ベクトルをあわせ一丸となって目標に向かうことができるんだ。今のワールドカップ日本代表には強固なチームワークを感じる。いくら能力の高い選手を集めても、お互いの長所を活かし、短所を補い合うことができなければ、一足す一は二以下になってしまう。優れた選手を集めるほどチームワークを作り上げることは難しい。力の足らない選手は自分の欠点、弱さがわかるから他人の弱さをカバーできるものなんだ。今の日本代表は能力の高い海外組みと発展途上の国内組みがうまくまとまっている。また、ゲームに出る選手も控えの選手も気持ちがひとつになっている。それだけでなく、少しでも上達しゲームに出られるように切磋琢磨している。
 苦しいのはまだまだこれから、高い目標を持って突き進み、今のチームワークを活かしていけば最良の結果が得られるし、一度や二度のミスも挽回できるだろう。苦しいときほど壊れやすいのもチームワーク、益々強くなれるのもチームワークだが、目標はひとつ。お互いを信頼しあっていけば結果はどうであれ一生の思いでになるだろう。日本中にチームワークの素晴らしさを見せてくれ、日本のみんなが一つになれるように。


冷静さ

2005年06月08日 22時21分25秒 | 人生のノウハウ
 ジーコジャパン見事勝利、ワールドカップ出場が決定した。無観客試合は見る側にとっては盛り上がりに欠けたけど、選手たちは冷静にプレーしていたように感じた。勝負事は相手が熱くなるほど冷静さが必要だ。つられて熱くなるとつまらないミスをするものだ。今日の試合では冷静沈着にプレーしていたと思う。苦しいとき、この一番というとき、順調すぎるときも、じっくり冷静に対処することが大事だ。もう一度周りをじっと見回し、状況を把握し如何にすべきか判断する、そういうことができるようになれば本物だ。勝負強い人を見るとうらやましいと思うが、お前達もいつかそんな冷静さを身につけて欲しいものだ。そういう冷静さを常に持っていたいがなかなかできないものだよ。

ツキに頼るな

2005年06月07日 22時00分51秒 | 人生のノウハウ
 調子がいいのに勝てないピッチャー、なぜかヒット性のあたりが野手の前に飛ぶバッター、もう少しのところでいつも勝利を逃す野球監督、大事な試合直前に練習で足を痛めるサッカー選手など、誰にもツキのないときがあるものだ。一旦ツキがないと思い込むと益々悪循環に落ち込み、本当に不調に落ち込むこともある。しかし、ツキは自分でどうこうできるものじゃないし、いつかは運が向いてくる。逆にツキに恵まれすべてがいいようにいくことがあるけど、それはたまたまでいつまでも続かない。ツキがないと嘆いてはいけないし、頼ってはいけないよ。すべては自分の力が足らないと思い、もっともっと頑張ればいいだけの話だ。ツキがないなんて嘆くことなどないんだよ。所詮、ツキはツキ、実力があればすべての運を乗り越えられる。うまくいかなかったらツキがなかったと思い、努力を重ねれば、必ず誰かがその努力する姿、実力を認めてくれるはずだ。本当の力を身につけている人ほどツキなんか信じないし、ツキを自ら呼び込むことができるんだよ。
 若いときこそ、ツキなんかに頼っていてはいけないよ。ひたすら実力を磨くことだけに専念すればいい。ツキがなくても、ツキよりもその道に明るい誰かが必ずその実力を認めてくれる。


プロの喜びとは

2005年06月06日 22時02分00秒 | 人生のノウハウ
 プロスポーツ、アーチストの喜びとはなんだろう。ワールドカップの北朝鮮戦は無観客試合で行われるが、プロのスポーツ選手として、例えアウェイのゲームでも観客のいるゲームと無観客のゲームではどちらがプレーしやすいのだろう。もし可能なら、選手達に尋ねてみたいものだ。きっと、観客のいるゲームのほうがやりやすいし、プレーのし甲斐があるじゃないだろうか。プロスポーツ、アーチストと呼ばれる人たちの喜びとは大勢の観客に囲まれ、注目の中で最高のパフォーマンスを見せることだと思う。多くの人に自分のプレーを見てもらい、その中で観客と一緒になって感激や感動を味わうことだろう。パフォーマンスに観客が感動し喜んでもらうほど、プロと呼ばれる人は大きな喜びと満足感、達成感を味わえるのだと思う。
 人に喜んでもらうこと、褒めてもらうこと、それは誰にとっても同じようにうれしいことであり、望んでいることに違いない。平凡な父も身近な人たちに喜んでもらい、ほめてもらうことが大きな喜びだ。我が家の末永く一緒に暮らしていくに違いないお方にほめられると、コトサラうれしいものなんだ。

60兆の細胞を最大限に活かせ

2005年06月05日 19時16分46秒 | 人生のノウハウ
 昨日、テレビで向井万起夫さんが人間の体は60兆の細胞からできている、その細胞を無駄にするのはもったいないと言っていたよ。自ら命を絶つ、無意味に毎日を過ごすことの愚かさを述べていたけれど、まったくそのとおりだと思う。自然の中に身をおき、五感を研ぎ澄ませてみるとよくわかる。心地よい六月の風、様々な花の香り、鳥のさえずり、おいしい季節の野菜や果物、すべてが体の細胞にしみわたることばかりだよ。映画、スポーツ、絵、音楽、これらも人の心と細胞にどんなに響くことか。そんなことを、全身を使って楽しみ、つくりだし、また、ひとに見てもらうことは素晴らしい事だね。生きているからには自分の60兆もの細胞を無駄にせぬよう生きていることに対して責任がある。
 時々は、自分の体の調子に耳を傾けて、大事にしないといけないよ。調子が悪かったら栄養を取り、休息を取ることも大切だ。無意味な生活、不摂生な生活を送ってばかりいてはいけないよ。60兆の細胞を最大限に活かしていって欲しい。今日、サウナに入っていて体調が悪くなった父からのお前達への願いだ。