不妊治療、仕事と両立へ制度創設…政府方針
政府が2017年度から、仕事を続けながら不妊治療を受ける従業員を支援するための制度創設に乗り出すことが分かった。
現在の不妊治療に対する助成制度だけでなく、治療と仕事の両立に向けた企業支援の枠組みを創設し、女性の社会進出を阻害する要因を取り除きたい考えだ。
頻繁な通院が必要な不妊治療は仕事との両立が難しく、従業員が退職を余儀なくされるケースが少なくない。政府は新たな制度を、安倍内閣が掲げる「働き方改革」に位置づけたい考えだ。
17年度は企業や従業員を対象に、不妊治療に関する初の本格的な実態調査を実施し、両立に向けた課題を洗い出す。
18年度以降、不妊治療に利用しやすい勤務体系や休暇制度などの両立支援の枠組みを策定し、導入した企業に対する支援制度などを創設する方針だ。
と言う内容のウェブニュースが流れました。
少しづつでしょうが、少子化対策への支援が進んでいます。
もう少しいろんなサイトを探してみました。
不妊治療と仕事の両立に関する要望書
~「すべての女性が輝く社会」の実現に向けて~
平成 28 年 3 月 16 日
一億総活躍担当大臣 加藤 勝信 殿
NPO 法人 Fine
~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~ 理事長 松本亜樹子
〒135-0042 東京都江東区木場 6-11-5 サニーコーポ・K 201 号室
TEL 03-5665-1605 / FAX 03-5665-1606
E-MAIL fine-riji@j-fine.jp URL http://j-fine.jp/
現在、少子化の要因の一つとされる晩婚化・晩産化は上昇の一途をたどっており、それにともなう 「不妊」カップルは、全体の 6 組に 1 組と大きな社会的課題となっています。 不妊当事者の中には、仕事を続けながらの妊娠や出産が難しいため妊娠を先送りにしてきた結果、妊娠しにくくなってしまっているケースも多数見受けられ、そのため未来の不妊予備軍を減らすべく若い世代への不妊予防の教育の対応が喫緊に必要とされていますが、それと同時に、現在仕事との両立に悩 む不妊当事者のための対策も必要です。
なぜなら女性が不妊治療を受ける場合は、時間のやりくりが難しく仕事との両立が困難を極め、また周囲の理解のなさのために休みを取得しにくく、ひどい場合は退職勧告をされるケースまであり、治療 のために仕事を辞めざるを得なくなる女性が後を絶たないからです。 これらは妊娠・出産のマタニティ・ハラスメントと関連した「プレ・マタニティ・ハラスメント」とも言える深刻な問題だと考えます。この現状は、安倍内閣が提唱する「すべての女性が輝く社会」の実 現にとって非常に大きな壁となっているといわざるを得ません。
このような事態を打開するために、すべての女性がキャリアを中断せずとも不妊治療・妊娠・出産が できるよう、社会的な改革が急務となっています。 つきましては、以下の事項を要望いたします。
要望事項
2015 年 6 月 26 日に発表された「女性活躍加速のための重点方針 2015(※1)」に明記された、ワーク・ライフ・バランスを推進する企業に対する評価項目として、下記の①~⑦の 取り組みを加えることを要望いたします。
すべての女性が就業したまま不妊治療・妊娠・出産しやすい仕組みづくりとして
- 1 フレキシブルな就業・雇用制度 本人の希望により、正社員から短時間勤務やパート等へ勤務形態の変更ができること、ま た、一度変更した勤務形態を元に戻せることで、キャリアの中断を防ぐことができ、個人のライフプランと就業が両立できる
- 2 不妊治療・妊娠・出産による退職者の再雇用制度
- 3 企業や団体等における、特に管理職に対する「不妊(治療)・妊娠・出産の正しい知識」の理解 を深めるための研修 上司や周囲の理解は、不妊治療・妊娠・出産を行なううえで非常に重要なサポートとなる マタニティ・ハラスメント、プレ・マタニティ・ハラスメント防止のために知識は必要不 可欠である
- 4 関係団体と提携した、不妊や不妊治療に関する悩みや相談に対応する窓口づくり
- 5 有給休暇取得の奨励・利用のしやすさ向上 時間休、半日休などの導入と取得しやすい環境 不妊治療時の急な通院に対応ができるような利用のしやすさを向上させる
- 6 不妊治療休暇の創設 治療に専念するための 1~2 年の長期休暇 不妊治療のための(短期)休暇制度 積立(保存)休暇などの利用項目に不妊治療を追加する
- 7 長時間労働の是正 フレックスタイム制等の導入により、柔軟な働きやすい環境で個人の事情と就業を両立で きるようにする
要望の背景
「NPO 法人 Fine(ファイン)」は 2014 年度に「仕事と治療の両立についてのアンケート(※2)」を不妊 治療に関心のある 2,265人(うち 2,152人、全体の95.0%が不妊治療経験者)に対して実施、また 2013年 に「不妊治療の経済的負担に関するアンケート Part2(※3)」を実施、以下のような調査結果を得ました。
【仕事と治療の両立についてのアンケート結果から】 調査対象者のうち 92%が「仕事と治療の両立は困難である」と感じたことがあり、そのうち 42%が 退職を含む何らかの勤務形態変更をおこなっている。
「職場に不妊治療をサポートする制度がある」と答えたのはわずか 6%である。 自治体の助成金は治療対象や所得に制限があり、54%の人が助成金を利用できていない。
高額な治療費のねん出のために働き続ける当事者も多く、治療の継続はいまだ経済的な負担が大きい。
この調査から、政府も企業も女性の社会進出を推し進める一方で、それをサポートする制度が整っ
ていないという現状が浮かび上がった。
したがって、女性の社会進出には、不妊治療・妊娠・出産 のみならず、介護や子育ての中でも柔軟な雇用・就業形態は必要とされている。
【不妊治療の経済的負担に関するアンケート Part2 の結果から】 職場で「不妊治療をしている」ことを話しているか(いたか)?という問いに対して、最も多かっ たのは
- 「誰にも話していない」495 人(24.8%)
- 次いで「同僚など一部にだけ話した」472 人(23.7%)
- 「上司にだけ話した」365 人(18.3%)
- 「関係者ほぼ全員に公表」した人はわずか 326 人(16.4%)でし かなく
- 「誰にも話していない」人が 4 人に 1 人と
- 職場で公表しづらい現実が浮き彫りになった。
公表しない(できない)理由としては
- 「派遣の契約更新に響くため」
- 「職場に未婚や子どものいない女性が多いため」
- 「医療従事者だが職場で理解してもらえなかった」
- 「不妊治療に対して偏見がある」
- 「前職で心ないことをいわれた」 などが見受けられた。
要望により実現できること
○「女性活躍加速のための重点方針 2015」の推進
2015 年 6 月 26 日に発表された「女性活躍加速のための重点方針 2015」において具体的項目として挙げ られた、 下記項目の実現に近づくものと確信いたしております。
- 3.女性活躍のための環境整備
- (2)長時間労働の削減等の働き方改革
- (3)キャリアの断絶を防ぐための継続就業支援、非正規雇用への対応
- (5)家事・育児など家庭生活における男性の主体的参画の促進
- (6)困難を抱えた女性が安心して暮らすための環境整備
※1「女性活躍加速のための重点方針 2015」 http://www.kantei.go.jp/jp/headline/brilliant_women/pdf/20150626honbun.pdf
※2「仕事と治療の両立についてのアンケート」 プレスリリース http://j-fine.jp/prs/prs/fineprs_ryoritsu1508.pdf
※3「不妊治療の経済的負担に関するアンケート Part2」 プレスリリース http://j-fine.jp/prs/prs/fineprs_keizaipart2_1304.pdf
時代は少しづつでしょうが、子を増やす、家族を作る支援をおこなおうとする仕組み作りが進んでいきます。
日本生命 ニッセイ出産サポート給付金付3大疾病保障保険
ChouChou!(シュシュ)
・特定不妊治療給付金…治療1回目~6回目は5万円/回、7回目~12回目は10万円/回。(※ただし保険に加入してから2年後以降の治療が対象)
もう少し細かく言うと、特定不妊治療である体外受精・顕微授精の治療で、採卵(卵巣から卵子を取り出すこと)し、その後、精子と受精させた受精卵を子宮に戻す胚移植を行った場合、「採卵」「胚移植」をそれぞれ1回ずつの治療とカウントするので、1回目と2回目の合計10万円の給付が受けられます。
さらに、治療に成功して出産に至った場合は、出産給付金も併せて受け取れることに。
ただし、タイミング法や人工授精は給付の対象外です。
この保険に加入できるのは16歳~40歳。保険期間は最高20年で、保険期間満了時には満期一時金が受け取れます(最大200万円。ただし保険期間満了までに受け取った給付金は差し引かれます)。
不妊治療には多額のお金がかかり、すぐに結果が出ないことも。経済的な不安を抱えながら治療を続けることは、かえってストレスになってしまいます。前向きに治療に取り組むためにも、この保険の登場は心強いニュースかも知れません。
資料請求して調べてみたいと思っています。
ぜひ、若いうちに結婚・夫婦が生活しやすい仕事体制の中で子供を持ち、子育ての為の保育園、医療体制、熱が出たらあずけられないときの支援、遊び場、教育、環境対策などに国民皆さんで知恵を出し、支援できる町づくりを
僕もできることから支援します。
鍼灸師ができること、ストレス を感じると、ホルモン分泌が乱れてカラダの調子も悪くなります。
反対に、好きな音楽 を聞くなど 心地よい刺激 を受けていると、ホルモン状態 が整って、カラダも元気になります。
これは医学的にもちゃんと証明されていること。
規則正しく、ストレスをためない生活を心がけることが、ホルモンを ベストな 状態に保っていくのに大切なことなのです。
同じような役目が 鍼灸に よってもたらせます。 あなたの身体を整えて健康に。
気の変化、変動を鍼灸により、複雑な状況の中、カップルで 自然に妊娠されるまで、鍼灸を使っての 心、精神的、身体的に 気血の巡りを良くするお手伝いをさせていただき、穏やかな状態で 妊娠され、出産までお手伝いしたいと考えています。
いっしょうけんめい、あなたのお話をお聞きします。 ご来院ください。
治療院の場所は、コメリ有田店さんの西隣りですので来院時の目印になります。
来院される前に、0955-42-2655 へ
予約の電話 をお願いします。
場所:佐賀県西松浦郡有田町南原甲641-16
全予約制にておこなっています。一度お電話で予約確認をお願いします。
現在、不妊カウンセラー認定取得に向け、勉強をしています。
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