在沪日記

流れゆく人生を残すブログ マウイ オアフ 上海 シンガポール そして日本

上海201X-002

2021-11-10 | 上海201X
2010年代 上海の街角 画像

コメント

フライキッチン・峰 〜もういちど食べたい

2021-11-10 | もういちど食べたい
 フライキッチン・峰 〜もういちど食べたい

 小学校の高学年時代、鷺ノ宮という西武新宿線の駅近くに住んでいました。

 「映画を観る」となると新宿でした。

 そのころは「スター・ウォーズ」第1作が日本公開されたりして。

 ちょうどひとりで映画を観にいくようになる年頃じゃないですか。

 コカコーラのフタの裏のプロモーションも盛大でしたし。

 だからはじめてひとりで出かけた繁華街は新宿なんです。

 映画が終わっておなかが減って、ひとりで靖国通り沿いにあった吉野家へ
よく行きました。
 
「ひとりで映画を観て外食する」という行動に子供なりの妙な達成感を味わっていました。


 大学に入ってしばらくたっこたろ、サークルの上級生数名と新宿に行くことになりました。

 サークルが主催するイベントのポスターを貼らせてもらうとか、なにかそんな用事だった
と思います。

 夕方になってなにか食べようという話になったとき、「だったら、あのお店にしましょう」
と案内してくれた方がいたんです。

 T井さんという女性でした。

 歌舞伎町のコマ劇場に入っていくT井さん。

 「コマ飲食街」って言ったかな、食堂街があって、その中の「峰」というフライ専門の
レストランに連れて行ってくれました。

 安くて量も多くてうまかった。

 しかも店内は思ったより広くてゆったり座ってられる感じ。

 女性どうしでは来ない雰囲気のお店だったので、なぜT井さんがこのお店を勧めてくれ
たのかは今となっては不思議ですが。


 その後新宿のライブハウスに出演する日には「峰」に行きました。

 午後3時くらいに小屋に行きリハーサルを終えると本番まで2、3時間どうしてもヒマ
になります。

 食後にゆっくりしていてもイヤな顔されない「峰」は格好の楽屋でした。

 そのころはコマ劇裏のACBによく出ていましたしね。

 近くて便利でした。


 今は「峰」も、それどころかコマ劇場すらありません。

 そしてもう「フライ盛り合わせ」をあっさりと消化できるような胃袋もどこかに行ってしまいました。

コメント