ずっと上海のプラタナスについて書かなければと思っている。
毎年11月になると、上海のプラタナスを思出す。
11月中にプラタナスについての記事をブログに上げようと考えるのだが。
気づくと毎年11月は過ぎてしまうのだった。
“東洋のパリ”と言われた上海。
共産党政府の史観からすれば屈辱なのだろうが。
現在の上海人たちはどう思っているのだろうか。
19世紀の終わりにフランスからプラタナスが街路樹として輸入された。
「法国(フランス)」からもたらされた「桐」だからプラタナスは「法国梧桐」と名づけられた。
だから「法桐」って書くんだね。
いまでも旧フレンチ・コンセッションの街路にはずらっとプラタナスが並んでいる。
そして100年後の今では上海市が「落葉景観道」としてプラタナスの並ぶ道を観光資源として活用している。
それで落葉をわざわざ残しておいてくれている。
若者達が落葉を抱えては撒散らして笑っている。
そして写真に撮っている。
ソーシャル・メディアにあげるんだろうな。
いいね。
日本にもそんな粋なはからいをしてくれる街があればいいのに。
「探偵物語」ってドラマで、工藤ちゃんが落葉の束を抱えては撒散らすっていう
クロージング・シーンがあったな。
あれは外苑のイチョウ並木で撮ったんだろうか・・・・・・。
外苑のイチョウ並木も無くなるっていう話だけど。
あれを観光資源として活かす気はないんだろうか。
観光客たちが落葉の動画を撮ってどこかにアップすればいい。
今ヨーロッパにあるイチョウの木は日本からもたらされたものの子孫らしいよ。
どんどん、関係ないところに話が転がってしまった。
プラタナスの若葉が一斉に芽吹く春。
そのころのプラタナスも素晴らしい。
そしてほんの一瞬、花が咲いて花粉や綿毛が舞うときがある。
その数日だけ、「プラタナス花粉症」みたいな症状が出る人が上海にはいる。
また話が脱線だ。

