在沪日記

流れゆく人生を残すブログ マウイ オアフ 上海 シンガポール そして日本

上海201X-031

2022-10-30 | 上海201X



街の簡易食堂。

 我が家では「小吃屋」と呼んでいる。

 「小吃」というコトバの意味はご存知なければ調べられたし。

 上海生活の基本です。

 店を入ってすぐにあるカウンターで注文する。

 後ろにあるのがメニュー表。

 まずはあれを見てどんな料理だか推測できることが第一関門。

 第二関門は、それを発音して服務員に伝えること。

 できるようになったときの達成感。

 もうあなたは上海で生きていけます。


2010年代 上海の街角
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上海201X-030

2022-10-24 | 上海201X




 秋の雨の午後。

 近くにあった小さなカフェのネコ。

 雨降りの外の世界を見ている。

 ネコのアタマの中の方が実は現実なのかもしれない。

 2010年代 上海の街角
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上海201X-029

2022-10-18 | 上海201X



 厳しい暑さの時期が過ぎると、あっというまに肌寒くなる。

 上海は春秋が短い。

 除湿機を片づけたと思ったら、すぐに加湿器の出番がやってくる。

 そんな短い秋のおとずれを空で感じたのでこの写真を撮ったのだと思う。

 蟹の季節だな。

 11月になったらプラタナスの落葉だ。

 初夏の上海も素晴らしいが、この季節もいい。
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シュエット 〜四ツ谷〜もういちど食べたい

2022-10-11 | もういちど食べたい
 「シュエット」は外堀通り沿いの小さなビルディングの2階にあったコーヒー・ショップ。

 床面近くまでの大きなガラスが使われいて、店内は明るくて、気持ちよかった。

 フランス語の授業でたまたま「シュエット」という単語が出てきたので、店名の意味は
わかった。

「フクロウ」だ。

 今、調べてみるとフランス語の”chouette”には「素敵な」という形容詞の意味もあるんだね。

 「素敵!」という感嘆詞でもつかわれるらしい。

 どの意味で店の名前を「シュエット」にしたのかな。



 「抹茶のチーズ・ケーキ」というメニューがあった。

 いまでこそ海外でも「抹茶スイーツ」は大人気だけれど、そのころはまだ「抹茶」をケーキに使う
ことは珍しかった。



 ふだんは「タイム」っていう喫茶店に行くことが多かった。
 
 夜の8時ごろ行くと、よく先輩の後藤さんがピラフを食べていた。

 70年代初期のアメリカン・ロックやAORがかかっててね。

 そういう音楽が嫌いな奴は別の店に行ってた。



 けれど女の子と待ち合わせののときに使うのは絶対「シュエット」だった。

 一般教養の授業でモデルみたいな美人さんがいたから、「授業が終わったらシュエットで君の
ことを待っています」というメモ書きを渡したことがある。

 半分はふざけてだけど、半分は本気だった。

 授業が終わったら、すぐにシュエットに行って待ったよ。

 もちろんその美形は現れなかった。



 雨続きの6月のある日の午後、その日は本気の待ち合わせで僕はシュエットにいた。

 ミルクティーを飲みながらぼんやり外掘通りの街路樹を見ていた。

 白くて細かい雨のスクリーンの向こうに濃い緑色の葉が濡れていた。

 そして店の入り口につづく外階段を、そのころ僕が大好きだった素敵な女の子が傘をたたみなが
らのぼってくるのが見えた。



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2022-10-09 | 上海201X





 彼は仕事で大失敗して落ち込んでいるわけではなく。

 昼寝です・・・・・・


 2010年代 上海の街角
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2022-10-02 | 上海201X



 お昼寝中、失礼。

 2010年代 上海の街角
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