
”胖子”とは「デブ」のこと。
まあもうちょっと言うと「おデブちゃん」くらいかな。死語だな。
”面館”とは「麺館」のことで、小麦粉の麺を食べさせる食堂の意。
小麦粉からつくる「麺」と米粉からつくる「粉」は中国語ではかなり厳しく分類されている。
ビーフンは「麺」とは呼ばない。「米粉」だ。
それだけどちらもよく食べられているということだろう。
「デブっちょ麺屋」と訳せばいいのだろうか。
英語でも”Fatty's Kitchen”のような店名はありがちだ。
どうやら我々は「デブの料理人が作る料理の方がうまそう」という偏見を持っているらしい。
個人的な経験から考えてみると、そうでもないのだが。
2010年代 上海の街角の記録