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HEALING MUSIC GREENDOOR 学生の頃の作曲ノート

2013年04月08日 09時44分51秒 | 日記
私の手元に、青色表紙の五線譜がある。この五線譜の話の前に、ギターのことを話しておこう。
初めてギターを手にしてカルカッシのギター教則本を見ながら独学でクラッシックギターを学
ぼうと思った。下宿のそばに当時は整備もあまりされていなかった伊達家三代の墓があった御
霊にギターを抱えて、正宗公の墓の傍らで、せっせと練習に励んだ。
当時はご近所の方が通り抜ける程度の森閑とした林で、そこにいるだけで気分が落ち着いた。
練習に飽きると、墓に寝転がり目をつむって穏やかに時が過ぎていくのを感じていた。今は御
霊は三代の墓も霊廟とともにきれいになり、仙台の観光スポットである。
正宗公の墓で昼寝をした人間などそうざらにはいないだろうと思う。
話は戻すが、練習を一生懸命したが、結局クラッシックギターの名手にはなれなかった。
というより当時流行っていたギターの名曲、「禁じられた遊び」をかろうじて引ける程度にな
っただけである。
実はそのころから作曲に興味があり、下手なギターの練習の合間に、書き留めて行った曲が
青色五線譜の中にある。ほとんどが未完で、イントロだけの曲ばかり、それも演歌風かポップ
ス風のものばかりである。
音符もなぐり書きのようで、今でも音の判別が難しいものが多い。気分は曲を創りたかったのだ
が技術が追い付かなかったということである。
その中の1曲が、最近発表したアルバム曲「REQUIEM]の中にある「Nostalgia」である。どこか
で聴いたような演歌風の曲だが、これが40年前の曲であり、当時の自分の心境があらわれてい
るのだと思う。どこにでもあるような変わり映えのしない曲だが、正真正銘40年前の曲である。
面白いものだ。
今でもこのノートを眺めては再現できるものがあるか思案中である。
青春の頃の一コマが集約した青色五線譜は大切なものというより、懐かしさが詰まった想い出の
メモリアム的な存在である。青春とは残るものがあれば懐かしいが、酷な面もある。
歳を取ったとつくづく思うから。

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