~すてっぷ ばい すてっぷ~

川の流れに、雲のながれに身を任せるように

461個のおべんとう

2020年12月03日 05時56分16秒 | 映画

見てきました。

 

※ネタバレ注意

※ネタバレ注意

※ネタバレ注意

 

 

 

1か月前くらいに見てきました。

 

 

うーん。

 

なんだか思っていたものとは割と違っていて、それが自分には合わなかったなって。

お弁当作りを通して、今まで目をそらしていた親子の関係を見直して、みたいな話かと思ってました。いや、まあそんな感じの映画だったけど。

まあ、劇中でも「これはお弁当を作る話で、それ以上でもそれ以下でもない」みたいなナレーションがあって、なんかもうこの一言に尽きるなって。いい意味でも悪い意味でも。

 

正直いうと、主人公の高校生が初っ端から高校受験に失敗して、1年遅れで高校行き始めるっていうところで「え、高校入る前からハードモードすぎね?そんなことある?」って思ってしまったのがもうダメでした。

大学受験なら何となくわかるものの、高校受験って落ちるものだったんだっていう思いが強すぎてね。家庭環境が大変だったことはわかるけど、滑り止めすら滑り止めにならないって。

 

そんなところからモヤモヤが払拭できず、父親の好き勝手やってる様をいまいち好きになれず、悪循環でした。

 

父親が好き勝手やってるのは、まあ「良く言えばロックな生き方をしてるな」っていう。

ただ、時々めちゃくちゃ子供っぽい感じになるのがなぜか気になって。「ちゃんと説明したほうがいい?」とか「何それ」って思ってしまった。

あと結婚してからも、バンドバンドで家庭をあんまり顧みていなかったのに、離婚して子供の弁当作るってなって、めちゃくちゃ出来るじゃん、っていうギャップになんかね。

ただ料理をするってだけならまだしも、お弁当って普通に料理するよりも大変だと思ってたけど、あっさりこなしちゃうのね、って。

 

お弁当作る側が上手くいかないことが多くて、だんだん慣れていって完成度高くなっていくのかと思ってたら、最初から完成度高くて特に問題らしい問題はソラマメと生姜焼き焦がしたくらいだった。

ていうかむしろ高校受験失敗する息子のほうが、お弁当も捨てちゃったり、約束だった「休まず登校」を破ったまま謝らなかったり(ここ一番きになっちゃった)、なんかモヤっとする展開が多くてなんとも。

 

 

なんて、ひたすら気になるところ上げたけど、無断欠席して帰ってきたときと最後のお弁当食べるときに

ドラマ「カルテット」で

「泣きながらご飯を食べたことがある人は生きていけます」

みたいな台詞があったのを思い出してウルっとしました。(映画関係ない)

 

とりあえず森七奈と若林時英がよかったわ。


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