見てきました。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
色んな〇され方をするフランク・グリロを思う存分楽しめる映画でした。
この人を知ったのは、それこそMCUのラムロウ役からだったんだけど、ジェイソン・ステイサムとかジョン・バーンサルみたいな、見た目強面ガチガチゴリゴリな雰囲気なんだけどチャーミングな表情もできる、面白かわいいおじさんカテゴリなんですよね。個人的に。
そんなフランク・グリロが〇されては生き返り、また〇される。その繰り返しの繰り返しの繰り返しの…。なんてのは見るしかないのよね。
正直あらすじの設定だけみたらB級感は否めないけど、中身は骨太って感じでした。
殺されて生き返るタイムループとしてはかなりポップな作りで笑いどころも多かったし、そこからの展開も「そこは盲点だった」ってとこに焦点があたるのでこれも面白かった。
原題が「BOSS LEVEL」とうことで、いろんなところにテレビゲーム的な表現が多かったのも印象的。
死ぬたびにスピンドルのモヤモヤっとした映像は完全に再スタートのロード画面だった。
個人的に好きなのは観音の勝利ポーズね。あれマジで好き。
予告かなんかで最初にあのシーンみたとき「何このシーン、ひどすぎない?」って思ったんだけど全然そんなことないわ。
一言一句台詞同じだったり、どこかから向かい風ブワァッてなるのも好き。完全に勝利ポーズ。
字幕も「観音が成敗!」っていうのは好きな訳ですね。ちゃんと最後に言い返すとこも含めて好き。
まあとにかく主人公ロイの性格がマッチしてるというか、面白くさせてる感じがありました。
ユニークで軽薄そうに見えるけど、その実ガッツとタフネスと性根は真っ直ぐな男って感じがよかったです。
物語中盤の息子の存在とか、そこから明かされる妻のことも、スピンドルに入る前のシーンでちょっと泣きそうでした。
たくさん繰り返すなかでちゃんと向き合ってきたんだね、と。ちょっと遅かったけど、ちゃんとやり直してきた。
正直なところ、スピンドル自体のからくりとかはあんまりわかってなかったけど、本題はそこじゃないから許してください。
ていうか「I can do this all day」って言ってた?!全然気づけなかった!悲しい!
「I am Guan Yin!And Guan Yin has done this!!」に夢中だった!
成敗!
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