最近、テレビを録画以外でほとんど見なくなったけど、ネットのニュースでは結構見るので知ってはいる、回転寿司店をはじめ飲食店で起きている事柄。
そこまで深掘りはしてないけど、なんとなく動きを見ていたら、ふと思い出した映画があった。
「許された子どもたち」
簡単にあらすじを紹介。
主人公である中学1年生の少年は、数人の仲間と日常的にある同級生をいじめていた。しかし、ある日、ふとしたことでその同級生を殺してしまう。
仲間の何人かは自白したが、主犯格でもあった少年はアリバイを主張し、結果として不処分となった。
たが、非公表だったその少年の個人情報や住所が特定されネットに晒されると、住居にはイタズラや迷惑行為が相次ぎ、転校や引っ越しを余儀なくされる。
しばらくは転校先で静かに過ごしていたものの、次第に事件のことが噂され…。
な感じの話です。
ウィキペディアに最後までのあらすじもあるし、配信サイトでも見られるところがありそう。131分のわりと長めの映画ですが、気になったらぜひ。
って、映画の紹介じゃなくて。
昨今のSNSで見受けられる、いわゆる「バカッター」的な行為は、非難されて当然だと思うし、正当に罰を与えられて然るべきとも思っている。
ただ、実害を被ったわけではない傍観者が、個人情報だのを晒すのは、どうにも意地が悪い気がしてならないです。
たしか、上記の映画内だったか、パンフレットだったかに載ってたと思うんだけど
「加害者に対して、私刑が加えられると、加害者側も被害者の立場になり、自分が侵した罪を反省する機会を失わせている」
的なことがありまして。(うろ覚えなためざっくりとした要点)
たしかに、罪を侵した側が悪いのは明白なんだけど、それが、私刑を許す口実にはならなくない?って思っちゃうんですよね。
いっそ、企業側ががっつり賠償金請求して、どれだけまずいことをしたのか、身をもって知ってもらうことが、当事者たちにはいいんじゃないかと。
そこから、示談にするのかは当人たちで決めることで。
なんか、我が物顔で正義を振りかざして、犯罪に手を染めている。そんな人が多い気がします。
俺くらい他人に無関心なくらいでいいのにね。
いや、それはそれでどうかと思うよ。
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