~すてっぷ ばい すてっぷ~

川の流れに、雲のながれに身を任せるように

そんなことある?

2021年02月02日 17時42分00秒 | 映画
まさかの「CUBE」が日本版リメイク。

これは、よほど変なことにならない限りみるわ。
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2021年02月02日 08時42分00秒 | 映画

見てきました。

 
 
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
 
 
うぐぐぐぐぐぐぐ。
 
 
なかなかにショッキングでしたね。
 
 
社会の縮図とか、現代社会の闇とか、格差の象徴とか、そういう風刺的な意味合いもあるのだろうけど、個人的にはそこまで想像がいかなかったです。
というか基本的にこのあたりの感覚にはちょっと疎いというか、身の回りでそこまでの格差を体感したことがないってのもあるからかな。恵まれてます本当に。
 
あの穴に行くには、①志願制②選択制の二種類が確認できる。
選択制は、捕まったりした人(?)が実刑を受けるか穴に来るかみたいな状況だったと思う。精神科を受けるか、とかだったっけ。
なんかそんな感じで司法取引みたいな感じで穴にくるパターンでしたね。
志願制は自分から進んで穴に入ることを選ぶパターン。どうやら選択制で来た人よりも穴の滞在期間は短いらしいし、穴から出たら認定証(?)だかがもらえるとのこと。これについての詳細は語られなかったけど、何かしら社会的に恩恵を受けられる権利になりそうですよね。
 
 
ということで穴へたくさんの人がくるわけですが、あらすじの時点で不穏なことが起こる未来しか見えなかった。そして不穏どころの騒ぎじゃないことしか起きなかったね。
 
限られた空間で限られた食料が決められたタイミングでしか手に入らない、なんてもう殺してでも奪い合えって言ってるようなもんですからね。
そして、カニバリズム展開が容易に予想できるのにも関わらず、ポップコーンを食べてる人そこそこいて「大丈夫かな」ってこっそり思ったのは内緒。
 
 
あとは、同居人ガチャ次第という運ゲー。
 
1人目は老練な男。一番敵に回したくない人でしたね。
RPGの序盤の説明NPCかってくらいいろいろ話してくれたのはよかったけどね。サムライマックス!サムライプラス!
最期は自業自得というかなんというか。
 
2人目は元施設の職員。なんでわんこ連れてきたんや…。食料になる運命しかなかった…。
そしてあの程度の下っ端には真実は伝えられていなかった、ということ。
自分なりの正義を持って穴に来たものの、現実に打ちのめされて糧になることを選びました。
 
3人目は信心深い男。階層の一番上から脱出しようとロープをもってくる策士。しかし、上層階が優しいとは限らない。そりゃそうだよね。
でもパンナコッタを守り続けることが何かを変えると信じて…。
 
 
サブキャラ(にしてはインパクト強烈すぎる)の降りてゆく女性もなかなか。
穴に入った子供を探すために同居人を殺して下層へ下りてゆく、という鬼畜マラソンを続ける。それをサイコ女優の演技だというものもいるがその真実は…。
 
 
主人公がなんとなくで大体200階層くらい(っていってたっけ)とみていたけど、実際は333階層ありました。
この数字は何か意味があったのかな。
ググったら「エンジェルナンバー」なるものがあって「333」はそれなりにいい雰囲気の意味が語られていましたね。
 
 
最下層のその下までたどり着いた主人公はいったい何処へ行くのか。
 
そして、謎の力で最上層へ向かうプラットフォームはどんな運命を辿るのか。
 
パンフレットかプロダクションノート的なの見たい。
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ある用務員

2021年02月02日 08時41分14秒 | 映画

見てきました。

 
 
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
 
 
 
面白かった!
なんか、ちょっと懐かしい感じのする邦画でした。
 
っていうのも、いい人っぽい極道が諸悪の根源だったり、極道の親父とその娘・組織の派閥争いだったり、個性豊かな殺し屋たちだったり。
 
福士誠治が主演っていうのはなかなか見なかったなって思ったけど、やっぱりすごい人だったんですね。
脇を固めるキャストもよかったですよ。
 
個人的には唯の親友のヒロくんね、あの役よかった。
最初は「おや…?」と思ったけど、なんか見てるうちにめちゃくちゃ自然な高校生って感じで馴染んでいく速度がすごかった。
あと本人の見た目がっちりしてたけど、めちゃくちゃ殺陣こなしててビックリした。
 
というか本作に出てるアクションしてる人たちほんとすごかった。
 
JK殺し屋の片っぽ(真面目そうな方)は現役のスタントウーマン(パンフより)らしくて、なるほどなと思いました。普通にかっこよかったから、スタントダブルじゃなくてアクション女優としてもっと出てきてほしい。
 
 
チンピラ殺し屋とかオタク系サイコ殺し屋とか、漫画とかにありそうな設定がまんま実写で出てくるのは結構テンションあがったよね。「あるあるだわぁ~」って思ったけど良かった。
 
 
そしてなんといっても、前野朋哉のサイコっぷりがガチすぎてすごかった。感想が頭悪すぎ。
 
外野が「跡継ぎに嫉妬させて高め合わせてるんだ」なんて言うもんだから、最初の印象から「あーダメそうな人か」って思わせてからの、あっさり発砲して形勢逆転は気持ちよすぎるくらいにサイコでした。
しかもめっちゃ笑ってるし、人を撃つのにも楽しみを求めるあたり本物だったよね。
 
心許してるのは、小さいころから付いていたあの側近の人だけか…って思ったけど、全然そんなことはなかったぜ。ていうか小さいころから~っていうのも妄想だし。
 
まあ、これだけ危険な組織のトップにたつものとしては、ゴマすり裏切り男はただの危険分子だから、あの判断は合理的ではあるんだよね。
 
 
最後の最後、血にまみれた場所で一筋の光を浴びながら息絶える男と、薄暗い場所から光差す場所へ歩を進める少女の対比が綺麗だなって思いました。
 
 
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BLACK SITE

2021年02月02日 08時33分29秒 | 映画

見てきました。

 
 
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
 
 
 
 
魔術覚えた人間強すぎ問題。
 
めちゃくちゃファンタジーSFな設定だったから、大コケ必死かと思ってたら、思ったよりも地に足がついた感じでよかった。
冒頭の説明シーンで、基地を魔法のバリアで囲ってます的なの見たときちょっと笑っちゃったけど。
 
 
お話が始まる前の時点で、神様たちはほとんど追放していたので、神vs魔法使いなシーンはないんだけど、アクションは結構あったのでそこはよかった。
 
 
というか魔術覚えて、基地作って、異次元に神様追放する人間たちがヤベー種族だわ。
一番狂気感じたのはエレバス奪還に来た集団だったけどね。
 
神が力を蓄えるために一時的に人間に身を潜める、その性質を利用して、人間の中に閉じ込めることでその力を抑えこむ。
そして、その人間の血を体に入れることで、神の力を自分のモノとしようとする人々。
あの女殺し屋やハッキングしてた人も、目が濁っているような描写がある人は、部分的には神の力(エレバス固有?)を宿していたってことなのかね。
 
 
でも結局謎だったのは、レンがフラッシュバックしたイメージ。
エレバスと繋がってしたから、エレバスが予知したイメージだったのかな。
 
両親ぽい男女二人が転送される瞬間のイメージとか、「助けて」っていうイメージとか、地球から転送される瞬間(宇宙へ光線が伸びていく)イメージとか、異次元らしき空間にラヴクラフトちっくなのが浮いているイメージとか。
 
最後にエレバスが転送されて、暗闇に浮かぶモニョモニョに飛ばされてたから、あそこがいわゆる追放先の異次元なんだろうけど。
 
 
設定は嫌いじゃないから、上手いことやれば、発展途上ながら神と闘い追放してきた前日譚も作ってみてもアリかなと思いました。
 
ていうか神を転送・追放する基地が予算削減で人員不足とか妙にリアルなのもアリでした。
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