見てきました。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
うぐぐぐぐぐぐぐ。
なかなかにショッキングでしたね。
社会の縮図とか、現代社会の闇とか、格差の象徴とか、そういう風刺的な意味合いもあるのだろうけど、個人的にはそこまで想像がいかなかったです。
というか基本的にこのあたりの感覚にはちょっと疎いというか、身の回りでそこまでの格差を体感したことがないってのもあるからかな。恵まれてます本当に。
あの穴に行くには、①志願制②選択制の二種類が確認できる。
選択制は、捕まったりした人(?)が実刑を受けるか穴に来るかみたいな状況だったと思う。精神科を受けるか、とかだったっけ。
なんかそんな感じで司法取引みたいな感じで穴にくるパターンでしたね。
志願制は自分から進んで穴に入ることを選ぶパターン。どうやら選択制で来た人よりも穴の滞在期間は短いらしいし、穴から出たら認定証(?)だかがもらえるとのこと。これについての詳細は語られなかったけど、何かしら社会的に恩恵を受けられる権利になりそうですよね。
ということで穴へたくさんの人がくるわけですが、あらすじの時点で不穏なことが起こる未来しか見えなかった。そして不穏どころの騒ぎじゃないことしか起きなかったね。
限られた空間で限られた食料が決められたタイミングでしか手に入らない、なんてもう殺してでも奪い合えって言ってるようなもんですからね。
そして、カニバリズム展開が容易に予想できるのにも関わらず、ポップコーンを食べてる人そこそこいて「大丈夫かな」ってこっそり思ったのは内緒。
あとは、同居人ガチャ次第という運ゲー。
1人目は老練な男。一番敵に回したくない人でしたね。
RPGの序盤の説明NPCかってくらいいろいろ話してくれたのはよかったけどね。サムライマックス!サムライプラス!
最期は自業自得というかなんというか。
2人目は元施設の職員。なんでわんこ連れてきたんや…。食料になる運命しかなかった…。
そしてあの程度の下っ端には真実は伝えられていなかった、ということ。
自分なりの正義を持って穴に来たものの、現実に打ちのめされて糧になることを選びました。
3人目は信心深い男。階層の一番上から脱出しようとロープをもってくる策士。しかし、上層階が優しいとは限らない。そりゃそうだよね。
でもパンナコッタを守り続けることが何かを変えると信じて…。
サブキャラ(にしてはインパクト強烈すぎる)の降りてゆく女性もなかなか。
穴に入った子供を探すために同居人を殺して下層へ下りてゆく、という鬼畜マラソンを続ける。それをサイコ女優の演技だというものもいるがその真実は…。
主人公がなんとなくで大体200階層くらい(っていってたっけ)とみていたけど、実際は333階層ありました。
この数字は何か意味があったのかな。
ググったら「エンジェルナンバー」なるものがあって「333」はそれなりにいい雰囲気の意味が語られていましたね。
最下層のその下までたどり着いた主人公はいったい何処へ行くのか。
そして、謎の力で最上層へ向かうプラットフォームはどんな運命を辿るのか。
パンフレットかプロダクションノート的なの見たい。