goo blog サービス終了のお知らせ 

Smoke

店の表を通る人を毎日写真で撮るたばこ屋の映画をご存知だろうか?

映画 『愛ここにありて』

2009-04-09 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『愛ここにありて』。

製作国: アメリカ 2000年
配給: 20世紀フォックス映画
キャスト:クリス・クライン 、リーリー・ソビエスキー、ジョシュ・ハートネット、
    マイケル・ルーカー、アニー・コーリー 、ブルース・グリーンウッド

2000年版「ある愛の詩」とも賞賛されるラブストーリー 。

年度が変わり、新生活に胸おどる季節になりましたね。
桜も意外と持ちこたえ名の通り花を添えてるし。
私は新入社員の時、「10年勤続か?」と聞かれましたが・・・。

さて今回は、なんか皆どっかで見たことある顔やね~、って作品です。

主人公に思いを寄せる地元若者は彼女と親しく話すブルジョワの息子に嫉妬し、
カーレースで決着をつけようとするが、
車は主人公の家族が経営している店につっこみ全燃。
保護観察処分を受けた男子2人は主人公の店の建て直しを手伝う事に。
それまでの期間田舎で過ごす事になったブルジョワ息子は、
主人公に恋をしていまう。さて三角関係の恋の行方は・・!

学生モノってきっかけが殆ど同じですよね。大概、恋愛がらみ。
実際それが生活の全ての時期ですからね。
「まあ他にすること無いし、とりあえず見ときますか。」って軽く見始めました。

ストーリーは
若い男女→他の男出現→喧嘩→反省タイムで女「お?」
→他の男とイイ感じ→元カレ怒る・・・
ね、他の作品となんら変わりは無いでしょ?
10年後の今でも展開はミエミエ。

でもちょっと自分の感覚がおかしい?と思ってしまったのが出演者達。
年月が経っても童顔が変わらないジョシュ・ハートネット。
『ラッキーナンバー7』でもそれで違和感があった。
主人公を演じたリリー・ソビエスキーは、
『ディープ・インパクト』、『アイズ・ワイド・シャット』で印象深かった、ってより
ジョディ・フォスターを連想しちゃうのは何ででしょう?
どうも若い子を見てる感じがしなかった。
若い、といっても『タクシー・ドライバ』のジョディ・フォスターみたく
元気はつらつ!ってより、かなり色気がある。
ラッセル・クロウに言い寄られたらしいです。
誰かに似てる、ってのは金持ち息子役のクリス・クラインにも
キアヌ・リーヴスのソックリさんみたいな感じで変だった。

ストーリーの後半は意外な方向に進んでいき、
ラストシーンのあっけなさに驚いたけど、
人を殺さずお涙頂戴的に。その展開が昔の作品っぽい。

青春映画に切なさをプラスしたそれなりの作品。