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Smoke

店の表を通る人を毎日写真で撮るたばこ屋の映画をご存知だろうか?

映画 『サン・ジャックへの道 』

2008-05-21 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『サン・ジャックへの道 』

製作国 : フランス 2006年
配給 : クレストインターナショナル
キャスト:ミュリエル・ロバン 、 アルチュス・ド・パンゲルン 、 パスカル・レジティミュス

1500kmにも及ぶ聖地巡礼の徒歩旅行に各自さまざまな悩みや事情を抱えた人々が、
道中で多彩な人間模様を織り成す笑いと涙のロードムービー。

皆さんは悩み事がありますか?
私は自分の要領の悪さが最近の悩みです。
座禅とかってリラックスできるんですかね?

さて今回は、生活と共にしてみると違いますかね?って作品です。

険悪な仲の兄姉弟が、亡き母の遺産を相続するため、
フランスの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまで、
1500kmにも及ぶ巡礼路を一緒に歩く事に。
また一緒に歩くメンツも理由・個性バラバラ。
さてトラブルが無くたどり着けるのだろうか?

巡礼路ってゆーと、”お遍路さん”を思い浮かべます。
白装束着て、ひたすら歩き続ける、辛そうな旅・・・・。
だからこの作品も暗く、辛く、けど、感動的な?みたいなのかと思いきや、
ぜーんぜん違うの(笑)

始めの出だしから「喋り過ぎだよ!兄貴!」って突っ込み所が盛り沢山。
プー太郎で着たきりすずめなのに妙に女好きの弟や、
他人嫌いみたな妹、
簡単な山歩きだと思って参加した女子。
そんな女子の事が気になってたけど知らずに参加した男子。
最終目的地を間違えてるその友達。
モテモテの尼。
絶対に一騒動あるのがミエミエなのにまとめなくちゃならないガイド。
これだけでも十分楽しめそうでしょ?

もちろん初めから小さい事でガタガタあるんだけど、
終盤戦からは何となくそれぞれが”人”に興味を示し始める。
意外な結末で締めくくる最後はやってくる。
(特に妹がね!そこまでか?ってくらい。)

割と楽しめるのでお気楽で見てください。