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Smoke

店の表を通る人を毎日写真で撮るたばこ屋の映画をご存知だろうか?

映画 『アイ・アム・サム』

2006-11-16 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は 『アイ・アム・サム』。

製作国 : アメリカ 2001年
配給 : 松竹=アスミック・エース
キャスト:ショーン・ペン、 ミシェル・ファイファー、ダイアン・ウィースト、
     ダコタ・ファニング 、 リチャード・シフ

知的障害を負っている父親と、幼い娘の純粋な愛を描いた感動作。

「家族愛ってより恋人ってカンジ」というな触れ込みだったので、
どんな映画じゃ?と思って見たけど、
気がついた頃にはそんな事より、ボロボロ泣いてた。
私はこの映画を飛行機の機内で見たのだが、
日本経由韓国行きだったので音声訳が無い韓国人の方々が
一人でボロボロ泣いてる(殆ど嗚咽)日本人に興味深々だったに違いない。
いや~、お恥ずかしい。
何回も見る事は無いけど、初めから泣けるのは『ファミリー』以来だ。
お陰で機内サービスのビールのお代りを止められた(笑)

主人公のショーン・ペン演じるサムは知的障害。
ホームレスの女性に「あなたの娘よ」と押し付けられ、育ててる。
それもどーかと。
娘が自分の知能を上回ってきた事から、すったもんだが始める。

ダコタ・ファニング演じる娘が健気に父親の事を理解しつつ、慕う。
離れない!!オーラ満々。
あの子は上手だね~。
ただこれからどんな大人になるんだろう。
麻薬とか酒におぼれないでね。
大きなお世話か。

2人のやり取りは見ようによっては普通の親子以上を感じるかもしれない。
でも私には恋人のようには思えない。

サムも”スタバ”で働いてるって設定が庶民的で好感が持てる。
でも客はさばけない。もっと楽な仕事を探したほうが・・・・?

全般的には良くまとまってる映画だ。


秋の夜長、ボジョレーヌーボーが解禁になった事ですし、
ワイン片手にどーぞ。
涙腺が弱い人はタオルを用意し、見るべし。