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突然、世界に3人しかいなくなったら

2015-06-02 09:37:16 | 日記
現生人類の染色体は46本だがチンパンジーは48本である。それは、大昔に染色体の数が同じように違う、同じ親から生まれたと思しき超少数派の男女が子孫を残したことに起因していることはほぼ間違いないと考えられている。そのアブノーマルな生物が今では100億個体に達している。実際にそのようなことがあったわけであるので、世界に3人しか人がいなくなるような創世神話並の大災害が起こっても恐らく、子孫を絶やさないで生きていくことが出来れば、数十年後には人は社会を築くはずである。

 もし、現代の中学生の男子生徒一人と女子生徒二人がたまたま生き残って生活を始めたとすると、その人が生きている間にどの程度文明は回復するものなのだろうか。中学生が残された食物を見つけて食べながら農業用の資料を読み漁って畑作を始めたり、山に木を切りに行って薪や炭を作ったり、くず鉄を集めて鋳鉄を始めたりし始めるのかどうかが人によって差が大きいような気がする。もし、そこで彼らがそれを思いついて始めることが出来たら、文明は150年後には再興され、10人ぐらいが発電機やトランジスタ程度の半導体の生産を始める可能性があるが、それをはじめずに、食物の奪取を繰り返し、自然物をとって満足し、教育も難しくなるようであったら、100年後には新石器時代以下の生活を送ることになる。

 そのようなことはほとんど起こらないわけだが、人が3人まではいかなくても世界人口が凄く減って数千万人程度になり、通信が途絶している古代と同様の状態であると、そこらじゅうに人の住んでいないフロンティアが発生して、そこで生活を始めるてその再現を経験する人もかなりいる。そうでないと、人間がどんどん広がっていった原因の説明がつかない。何か手の付いていないリソースが他の場所にあって、知識や技術を身に付けていて生活が出来るようになったら、あんまり大勢でいるより、少人数でそちらへ移動するのが良いと感じる感性が文化的なものか身体的なものか、経験則によるのかは微妙だが大抵の人にある感じなのはその人の子孫であるからかもしれない。




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