シルバースタージャパン

最近、シルバースタージャパンというメーカーの『銀星将棋』というゲームを見た。調べなければ、なんとなく手を出すところだったかもしれない。
　シルバースタージャパンは朝鮮総連関連のベンチャー企業であり『銀星将棋』や『銀星囲碁』という北朝鮮で作成されたソフトを多様なハードに対して日本国内で販売している。セルオートマトンの人工知能の研究成果を出せる北朝鮮の朝鮮人民軍偵察総局に所属するコンピューターに昔から接触できた富裕層に属する階級出身のエリートが関与していることは明白であり、そこから、大した情報ではないがゲーム機等のハードや開発環境に関する情報が北朝鮮に流出してゲームハードへの攻撃を可能にしている可能性がある。もっと目を付けていて良いように思われるのだが、ハードに柔軟に対応する能力が高く、かなりの大手と取引していて、業務上の信頼は一応されているらしい。私から見たら相対的に怪しくない部類に入るかもしれない。

　ソニー・ピクチャーズエンタテインメントへの攻撃はなんとなくこういう人からの情報によって行われた気配があるのだが、証拠はない。何とも言えないが、私はそのような会社の作った『銀星将棋』をいかなるハードでもプレイしたいと思わない。北朝鮮に慣れ親しんだ人でなければ他の人も大体そう思うであろう。今までほとんど売れるはずのないソフトを作って細々と堅実な収益を上げて存続しているのが怪しく感じられて仕方がない。

　ネット上の評価を見ると、北朝鮮を侮りすぎていると私は感じる。北朝鮮は高度な教育があって製品として成功していないながら半導体を製造し、ソフトウェアを作成する能力がある国家で、個人や少人数では敵わないし、批判も容易でないと日本国民には分かるようになってもらいたい。