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第二次世界大戦の経験者がいなくなるまであと30年

2014-04-20 21:36:24 | 日記

 今年は戦後69年である。だいたい70年前後になるが、第二次世界大戦に参加した人は若くても16歳ぐらいにはなっていたはずなので一番若い兵士で85歳にはなっている。人間は100歳まで生きる人もいるが、兵士になった人物ので一番若かった人物の世代がほとんどなくなるまであと15年を切っている。子供であった人でも今年で最低69歳にはなっていて4年前の2010年には遅くとも既に会社を退職している。

 近隣の中国も韓国も日本に対して圧力をかける材料として第二次世界大戦中の行為を理由にしてきたわけであるが、双方にその当事者がいなくなる状況がまもなくやってこようとしている。1918年に終わった第一次世界大戦が既にそうであるように、第二次世界大戦もその経験者の逝去とともに今後急激にリアルな問題としては扱われなくなるはずである。2030年の8月15日の戦没者慰霊祭に太平洋戦争時に兵士だった最後の人物がいずれ出てくるときがあると思うのだがそのときは少し思うところあるので見ておこうかなと思っている。

 今まで、人間はそれを理由にして活動してきたわけなのにその理由が自分の死とともにリアルなものでなくなって、活動が無に帰し、過去の活動がかえって利益に対して有害に働いて積極的に帳消しにされるなどということを考えたときに人間はどうするのだろうか。なんの行動もしない人は非常に多いが、中にはそうしたくない人もいて行動する可能性は結構あると考える。忘れ去られる前に日本が積極的に再びアジア諸国に対して侵略戦争を働いて失敗するというのが日本と敵対していると考える人達にとって活動を忘れさせることなく有益な筋書きである。それを押してくるのではないだろうか。以前に右翼団体に朝鮮人が加入・出資している話をしていたが大凡そういう腹があるのである。北朝鮮は材料になる可能性があるが当の韓国とも敵対しているのでかなり効果は薄いとしか思えない。侵略戦争というより、正当な防衛戦争に周囲からも見えてしまうのではないかと思う。北朝鮮が攻撃を受けた時に中国が支援にまわって大戦が発生し、その論理が正当化されるという読みもあるかもしれないがそのためには中国を攻撃できる核兵器を有しておらず、覚せい剤を国家単位で中国に密輸しないという但し書きがあったはずだ。そんなことはもうないと確実に言える。

 尖閣諸島や竹島が領土紛争の火種になるという懸念もあるが、誰も住んでいなかったというのでずっと膠着状態を続ける世界で一番無駄な心配に何百年もなっていくだろうと思われる。そのうち、人間の移動が激しくなってくると国家がなんだかよくわからなくなってしまって最終的にはうやむやかもしれない。人間は生まれてから成人するまで20年余で言語を覚えて技能を習得できるのであって過去との連続性がなくなるなど20年もあれば十分のように感じられる。



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