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電波式近接信管はECMに弱い

2015-12-06 04:39:28 | 日記
 第二次世界大戦中に、FM波の反射波のドップラーシフトによってスイッチが入るVT信管を用いた対空ロケット砲を用いた米軍の攻撃によって日本軍はかなりの打撃を与えられた。現在はミサイルに同様のシステムが装備されているようである。

 近接信管はドップラーシフトを利用しているので、ドップラーシフトした周波数を送ってやればその場で爆発する可能性がある。現在の大抵の戦闘機はそのためのECM装置を装備していて、照射された電波を低い方にシフトして増幅して再送するリピーターの機能などもついているかもしれない。

 ミサイルのほうも当てたいので、この防御手段を防ぐ方法として、電波式の近接信管は採用していないものもある。目標をレーザーで測距する近接信管を装備している空対空ミサイルが実際に存在する。

 近づいてくるミサイルや砲弾がECMで自爆する様子というのを一度見てみたいのだが、なんだか本当の機密っぽいものなので、あと30年ぐらいは見ることは無いと思われる。ヘリコプターを携帯式地対空ミサイルで落とそうとするときにヘリコプターの少し手前で爆発した動画をかなり前に見たことがあったのだが、本当に普通の携帯式地対空ミサイルだったのかが自分には気になっている。スティンガーというアメリカの携帯式地対空ミサイルには近接信管はないのだが、ストレラというソ連やロシアの携帯地対空ミサイルには電波式近接信管がついているらしく、場合によっては弱点になったりしているのかもしれない。

 

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