もんじろうのページ

釣りと旅行が好きな個人投資家「もんじろう」が不定期に更新するBLOG。

釜山旅行記2-4

2015-10-11 23:11:11 | 旅行

今回の旅で新慶州駅と慶州駅の接続が悪い事と、タクシー料金が安い事が良く分かった。帰りの電車に乗り込み座席に向うと、誰か座っているじゃないか。チケットを見せて直ぐに立ち退いてもらった。改札が無いとこういう事はよく起こりそうだ。お腹が空いていたので、釜山駅からチャガルチへ向かった。駅にも市場への案内表示があり、地図無しでも辿り着いた。さすが韓国最大の魚市場だけあって、市場の内外はかなりの人で賑わっていた。目当てのお店を探したが、どこにも見当たらない。後で判った事だが、目当ての店は新しい建物に有ったのだった。市場には沢山の鮮魚店があり、それぞれ生簀の魚を料理してくれるようだ。夜だったのでめぼしい魚は無かったが、鮃が4匹泳いでいる店で食事をすることにした。少し前に鮃を食べた人が食中毒になったというニュースが流れていたが、調理場の衛生管理が良くなかったか、食べた本人の手が汚染されていたのだろう。女主人と話しをしていると、鮃以外にもクエ、鯖、鯵と浮いている石鯛を勧められた。冗談じゃない、俺は釣り人だ。生簀で浮いている魚なんてお断りだ。お勧めはお断りして鮃だけ刺身にしてもらった。ここでも副菜が出されたが、キムチは薄味で酸味があって釜山で食べたキムチの中で一番食べやすかった。生の青唐辛子は辛く無かったが、玉ねぎのスライスは相変わらず強烈だった。雑然と盛られた刺身を見て、同じ刺身でも日本とは違うなぁと思った。一番美味しい縁側が山の土台になっていたのには驚いた。品質を確かめるべく何も漬けずに食べてみた。さすがに生簀で泳いでいた新鮮な鮃だけあって、こりこりした食感と、噛むほどにでてくる旨味は間違いなく本物だ。しかし醤油とわさびは最悪だ。香りが飛び、辛味も無い残念なコンビだ。魚には酒だろうという事で焼酎を注文。屋台に座ってショットグラスで酒をあおる。昨夜に続いて韓流ドラマの1シーンみたいじゃ。そのうちミニスカートの売り子が市場内をうろうろし始めた。女主人が声をかけると、私の所にやってきてバッグの中から何か取り出した。ハングルが解らないので英語で説明してもらうと、彼女はC1の宣伝をしていて、C1を飲んでいる人に試供品を配っているそうだ。売り子なのにバイリンガルとは恐れ入った。爽やかな飲み口で美味しいよというと、笑顔で怪しげな栄養ドリンクと、ウエットティッシュを渡してくれた。C1だけでは物足りないのでビールを注文すると、Hiteが出てきた。刺身も無くなり、屋台も閉店準備を始めたようなので清算をお願いすると、日本円で約2,900円。安いなぁ。最後の夜なので飲み足りないと思ったが、疲労で深酔いすると困るので市場を後にし、ホテルに帰った。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿