初ふぐのお味は

先日、とらふぐ亭赤坂店に行きました。2名で予約したら配膳係の出入りする傍の席になった。多くの店員は忙しそうに店内を行き来するので、落ち着かない席だ。さらに、騒がしい団体客や、「ドンドン」と足音をさせて歩く店員には閉口した。板の間や板張りの廊下のある家で過ごしたことがないのだろう。足音に気づいて注意しない同僚や上司にも困ったものだ。肝心の料理はというと、可もなく不可も無くというところか。なべ用のぶつ切りにした河豚が動いていた。活きの良い河豚を調理した証だろう。てっさはこりこりとした歯ざわりが宜しい。噛むとほのかな甘味が身から出てきて、美味しかった。てっちりは、骨付きの身にしゃぶりつきながら食べるのだが、これが案外旨い。骨無しの身がもう少しあるとなお良い。ひれ酒を何杯か頼んで合計10,000円ちょい。もう少し静に食べられると良いのだが、もっと高い店に行けと言うことかなぁ。