はたしょう日誌

しぶたに学園 池田市立秦野小学校の
“今”をお伝えしています。

餅つきフェスタ前日&阪急電車運転士・車掌さん

2017年12月01日 | 日記

今日は、午前中、5年生がもち米洗いを。お母さん方のお手伝いもいただき、手際よく米を洗っています。

PC教室の前を通ると4年生が総合の日本の行事食の調べ学習。

子供たちは、自分が知らない行事や行事に伴う食事を調べて興味津々。その姿を見ながら『池田市史 第2巻』に載っている秦野の江戸時代のハレの食事の項目を思い出しました。それは烏帽子・官頭の行事(天満宮のお世話に関する大切な村の行事)の時のもの。「西畑:ぶりなどを入れた昆布のすまし汁 飯 鯵・鯖などの焼き物 いりからと切り干し(平椀) 数の子などの酢あえ(酒の引肴)」「東畑:いりからとかぶらの汁 飯 うるめ鰯の焼き物 ぶり・牛蒡・切り干し(平椀) ぶり・大根・寒天の刺身 かきと大根のなます こんこと数の子(酒の引肴)」(p.p.399-400)。なかなかのごちそうですね。ちなみに「いりから」とは鯨の脂身を煎って干した保存食で、江戸時代は肉食が日常食ではなかったので貴重な蛋白源であったと考えられます。

2時間目。2年生はマラソン記録会に向けての練習。日々、上達していきます。

その横で3年生は理科の実験。虫眼鏡で熱を集め、火を起こします。

「先生、ぜんぜんダメ!」

 

「どれどれ・・・・」

「あっ、煙が出たあ!!」「実験成功だね!」

 

4時間目。6年生の総合。進路学習の第1弾。阪急電鉄の運転士と車掌の方をお招きし、進路を選んだ理由や仕事の喜びや苦労についてお話をうかがいました。

実際に京都線のアナウンスもやっていただきました。「わあ、そっくり!」という声。「当たり前やろ、本物の車掌さんやで!」というツッコミも飛びました。

「運転の仕事には、多くの人のたくさんの支えと共に、多くの夢も支えになっていることがわかりました。」

給食もいっしょにとっていただきました。一年生が「警察の人?」「違うよ、阪急の運転士と車掌さんだよ。」「わあ、すごい~」大人気でした。

「好きな芸能人は誰ですか?」なんていうところから会話も弾みました。

阪急電鉄ファンの子供たちからはいっぱい質問が出て、楽しいひと時になりました。