はたしょう日誌

しぶたに学園 池田市立秦野小学校の
“今”をお伝えしています。

1.27公開授業研究会

2018年01月31日 | 日記

驚きました公開研当日。久々の大雪。バスが止まりました。子供たちは元気に登校。

雪かきをする心優しい子供たち。

1時間遅れで始まった研究授業。200人近くの先生方がご参加くださいました。感謝です。

 

「課題はたくさんあるが、研究を始めて半年あまりでここまで先生方が覚悟を決めて特活やろうと決めたことを評価します。」と講師の杉田先生(國學院大學教授)

 

分科会でも厳しいご意見「出し合うはできていますが、決めることができない学級会」という評価をいただきました。まさしくその通り。出し合う→比べ合う→まとめるという学級活動(1)の第1段階「出し合う」から次の段階へ進む課題が見えました。

埼玉の先生方による次期学習指導要領による学級活動(3)にあたる進路学習の授業。自分の未来の仕事に関する学習に6年生は主体的に取り組めました。

全体会にもたくさんの先生方が参加くださいました。

研究報告は、職員劇で・・・(杉田先生には「こ芝居」と逆説的!?に評価いただきました。でも、杉田先生結構喜んでましたね。)

お面被った杉田先生役も登場。「そもそも、なんで特活なの!? 何がしたいの?」私たちが厳しく問われた4月のお話を再現する場面も・・・・ 「よく似てたなあ。でも、なぜ彼が僕役なの?」「はい、名前がもヒロシなもので。」「なるほど(笑い)」・・・・・ちなみに秦小にはもうひとりヒロシがいます。」

杉田先生の講演では「一人ひとりの存在が大切にされる教室。人権が大切される教室。そんな中で子供たちが生活できる、それをめざすのが特活です。」と私たちが大切してきた大阪の人権教育に見事シンクロする考えをお話いただきました。しかし、「今年の公開研はこれでいいです。しかし、来年は次のステップが必要ですね。」このラストのご指摘の全くその通りです。今年、教職員全員とっても頑張りました。しかし、「決める」過程に到達するには、これれからもっともっと研究を進める必要があります。1年後のその答えをだすべく秦野小学校研究集団は、気合をいれて突き進むことを誓います!

 

 

 


公開研前日

2018年01月26日 | 日記

今朝の正門。マイナス0.5度!

鉢の氷もガチガチ!!

昨日のことですが、校舎を巡っていると「先生!見て!」というお誘いが・・・「何?」と聞くと・・・・・

「お楽しみ会で踊るダンスが出来たので見てほしい!」TWICEのダンスを見事コピーしていました。すごいね!

インドネシア語屋さんのクラスが今度はマレーシア語屋さんを始めました。「どうして?」「マレーシアから転校してきた子がぜひやりたいうって言ってできました。」日本人なのですが、お父さんの仕事の関係でマレーシアで数年生活したそうです。みんな楽しく学んでいました。

昨日の放課後、明日の公開研全体会で発表する研究報告の予行を行いました。研究報告の目玉は、1年間の秦小の軌跡を描いた職員劇。

職員室で悩みを打ち明ける先生たちの姿やクラスで子供たちが司会打合せをする姿は「そんな場面、あった!」と私たちも得心する場面でした。画期的な(自分で言って恐縮ですが)研究報告を乞ご期待!

今日の3時間目。明日、提案授業をしていただく國學院大學杉田研究室の先生方とPCで交流しました。「明日、期待していますよ!」と激励していただきました。

1時間目の公開授業の6年生。先生も子供たちも気合が入っています。

「明日の公開授業頑張るぞ!」

「おおー!!!!!!!!!!」

 


1時間目の教室&昼休み点描

2018年01月25日 | 日記

6年2組・・・臥せっているのは寝ているのではなく授業の一コマです。

2年1組は朝の会。子供たちが進めます。

6年3組では道徳。伝統的な文化について学習。

6年1組は理科。電気の学習。

5年4組。国語。先生の範読です。

5年3組。図書の読み聞かせ。

5年2組。音楽です。

5年1組。朝の会。

4年4組。特別活動。

4年3組。特別活動。

4年2組。学級閉鎖です。早く治ってね。

4年1組。体育。

3年4組。係活動の確認。

3年2組。さあ、授業開始。

3年3組。社会。

3年1組。先生のお話を真剣に聞きます。

2年4組。朝からテスト。頑張れ!

2年2組。授業開始。

2年3組は大根の観察です。

1年1組。朝からテスト。頑張れ!

学級閉鎖の1年3組に対面のペア学級からメッセージ。

1年2組。暗唱に挑戦!

子供たちを鬼も応援しています。

小雪舞い散る昼休み 秦野の子らはグランドで 元気に走る跳びまわる 秦野の子らに 未来あれ

「先生! これ見て!!」「ええっ!? でかぁ!!!」

「ここにあってん!」「へえぇ!!」

 

 


11時の新校舎2階

2018年01月24日 | 日記

学級閉鎖でがらんとした教室。金曜日に元気になって登校してくることを祈っています。

英語の授業。ALTの先生です。担任の先生といっしょに授業をします。

大繩に挑戦しています。目標が貼ってあります。

冬の俳句。おもしろいですね。

さて、「特訓!はたの国語塾! 第3弾」金の延べ棒問題は超難問です。先日、ヒントを出ましたが、難しいので正解を知りたいという声が複数寄せられてきました。そこで、今日は正解をお教えします。ちなみにこれまでのところ 正解は2人でした。

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<問題>

昔々、インドの町工場が臨時の工員を募集していました。期間は1週間、賃金は現金ではなく、金の延べ棒1本でした。それにある男が応募してきました。ところが、男は1週間後に金の延べ棒をもらうのではなく、金の延べ棒を1/7ずつ毎日欲しいといいました。町工場の主人は、「この金の延べ棒は2回しか切ることはできない。だから、それは無理だ。」と断りました。しかし、男はどうしても1/7ずつ欲しいと言います。主人は困ってしまいましたが、その時、おかみさんがやってきて「いいアイデアがある」と主人にささやきました。・・・・こうして、男は1週間働くことができ、しかも毎日1/7ずつの金を手にすることができました。おかみさんの考えたアイデアは、金の延べ棒を2回しか切らずにしかも、男が毎日1/7ずつの金を手にすることができるものでした。それは、どんなアイデアだったのでしょうか?◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

<正解例>

金の延べ棒をまず、7分の1・7分の2・7分の4に切ります。2か所(2回)切ります。
1日目。工場主は7分の1の金の延べ棒を従業員に渡します。➡7分の1
2日目。工場主は従業員から昨日渡した7分の1の金の延べ棒を返してもらい、7分の2の金の延べ棒を渡します。➡7分の2
3日目。工場主は7分の1の金の延べ棒を従業員に渡します。➡7分の3
4日目。工場主はこれまで渡した金の延べ棒を従業員から全部(7分の2+7分の1)を返してもらい、代わりに7分の4の金の延べ棒を渡します。➡7分の4
5日目。工場主は7分の1の金の延べ棒を従業員に渡します。➡7分の5
6日目。工場主は昨日渡した7分の1の金の延べ棒を従業員から返してもらい、代わりに7分の2の金の延べ棒を渡します。➡7分の6
7日目。工場主は残った7分の1の金の延べ棒を渡します。➡7分の7

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2年町たんけん&1年生学級会&オリニモイム

2018年01月23日 | 日記

現在、2年生はクラスごとに秦小校区の町たんけんに出かけています。昨日は、あるクラスがコンビニへ聞き取り学習に行きました。コンビニは小さなスーパーマーケットですが、防犯にも協力していただいていて、お店の方からも「何か、見知らぬ人に追いかけられるなど近くで怖いことがあったら、お店に駆け込んできてください。」と力強いお話を最後に聞かせていただきました。いまや町になくてはならないお店ですね。お話ありがとうございました。

5時間目、1年生の学級会の研究授業が行われました。先生たちも1年生がどんな話し合いをするのか興味津々でした。

1年生ですので司会は担任の先生が行います。議題は「1年生の思い出にビデオを作ろう」というもので「何のビデオにするか」アイデアを出すのが今日の目当てでした。

「お笑い」「ダンス」「ゲーム」「雪だるまづくり」・・・・<出し合う>過程でたくさんのアイデアが出たところで<比べ合う>過程に入りました。一つひとつのアイデアに関して賛成、反対の意見を出します。

「私は〇〇に賛成です。なぜなら・・・」ときちんと意見を述べる姿に先生たちもニコニコしていました。

特に「〇〇さんの意見の中に〇〇ってあったけど・・・・」と友達の意見を受けて発言する子供が少なからずいたことは、ふだんの授業での意見交流の積み重ねの成果のです。

1例を紹介すると、ダンスについて「覚えられない人もいると思うのでみんなが楽しめないから反対です。」という意見に対し「覚えられないから反対という意見がありましたが、覚えられなくてもひとり一人が楽しんで踊って、間違っていてもビデオでその姿を楽しく見ることもいいと思います。」と意見を返す場面がありました。反対する子供も自分の思いをしっかり言えましたし、反論の「間違っても楽しめる」という発想は、大人の思考レベルだなと感心しました。

1年生の成長に特別活動の研究に踏み出してよかったと心から思いました。まだまだ成果を披露できるレベルではないですが、27日の公開研にいろいろな提案ができそうな予感を持つことができた研究授業でした。

さて、先週の土曜日、呉服小学校を会場にオリニモイムが開かれました。池田市在日外国人教育研究協議会が毎年この季節に行っている多文化共生のフェスティバルで今年で30回を迎えます。秦小からは子供たちや保護者の皆さんたくさんが参加してくれました。そして先生たちも運営スタッフとして頑張りました。

第1部は、教室や体育館で韓国朝鮮や中国、東南アジアの遊びや音楽、そして言葉の体験をしました。

韓国のスゴロク、ユンノリ大会も開かれ、大盛況。

第2部では呉服小学校母国語教室の皆さんの楽器演奏や劇団の方の公演で楽しみました。