農園風景

弟や妹がいる人っていうのは壊されちゃいけない物を隠したり、仕舞ったり大変みたいですね。

私は自分が下なのでノートに落書きされたり、大切なプラモを壊されたり、提出予定の絵をビリビリに破かれたりしたことはなかったんですけど。

本当に可哀想なお兄ちゃんがいたもんです。

しかも世間一般の人は、特に先生という人種は幼い妹は仕舞ってあるノートには落書きしない
そんな固定観念があるようで。

例えば兄の部屋に忍び込み、例えばそこから椅子を使って机に登り、本棚の中に仕舞われていた本やノートに落書きする幼稚園児がいるとは想像がつかないみたいです。

ここにいます！

そして怒られたお兄ちゃん、本当にごめん！


兄は落書きが無いかチェックするようになったらしく、その日もチェックして行ったようですが。

それは社会の時間
社会の地図帳には美しい農園の風景が広がります。
牛達が草を食べる写真はとってものどか。

もっともその横にウサギの絵が描いてあり、
牛の口から
「ウサギ食べたいモ～」
と言うフキダシが無ければの話ですが。

笑いを耐えるのに必死だったとか！
笑いは健康に良いですからね！！


そうそう。落書きと言えば……私が使っていた小学館の鳥の図鑑。
“滅び行く鳥”と言う文字全てが丸で囲んであるんですが……何があった、自分！！？