ラスベガス・カジノ２

nつきちゃんと別れた後、私は自分好みのスロット台を探します。
今回のカジノの予算は$100。既に$25は使ってしまっているので、$75しか遊べません。
慎重に、慎重に台を選びます。


この日遊ぶ事にしたのは$1の台。
$50を入れて、いざ勝負！
台に座って無心にボタンを押し続けます。良い感じ。
ふと気付くと4倍になってる！！
元金が大した事無いので儲けも微々たる物ですが、それでも嬉しい！

さて。この台は気に入りました。もうちょっとここにいる事にしましょう。
と。
肩を叩かれました。
「？」
見れば掃除のおばちゃん。
「この台が好きなの？」
私「うん。」
「向こうにこの台と同じで、メガバックスの代金が倍近いのがあるわよ。」
お得情報ゲット！
……いや、本当はメガバックスなんか出ると思っていないので、寧ろ動きたくなかったのですが、折角の好意。無下にする訳にはいきません。一回行って、分からなくて戻ってきた私に
「そこの奥に入って真っ直ぐ突き進んだ所よ。」
と丁寧に教えてくれるおばちゃん。
もう一度戻ってみて、でも見つけられない私。
……また迷子か。


当初の2倍…$100は儲かった訳だし、辞め時かな…と考え、nつきを探す私。途中ビデオポーカーをやって、少しだけすり。

やっと見付けたnつきちゃんに結果報告です。
nつき「何で儲かってんの！？」
いや、何となく儲かった。

と。
妙にアメリカンなお兄さんがnつきちゃんに手を振っています。笑顔で手を振るnつきちゃん。
私「今の人、誰？」
nつき「さっきパスポート見せてって言われて、その後ちょっと話したの。」

………あ。
私今回一回もパスポートの掲示を求められてない！！
私「……もしかして私老けた？」
nつき「何言ってるの！あれだよ。慣れてるからだよっ！！」

nつきちゃん…フォロー巧いなぁ。


二人で満足して、お部屋に戻ったのでした。