60代、何が目出度い!

人生100年時代に備え、貯金も貯筋も大事!
そんな60代の日常を綴ります。

出会いがあれば、別れもある。

2022-12-22 17:10:38 | 健康
今日のピラティス…入会した頃にお世話になったA先生のレッスンに。
初心を忘れないように、何ヶ月かに一度、足を運ぶようにしている。
今日の東京は冷たい雨の上に、久々のジムで、仲の良い人たちに掴まってしまい、サウナもそこそこで慌てて家に戻った。(苦笑)
…ギリギリにスタジオに入るのが好きじゃない私だけに、パスしようか?と思ったけど、とりあえずジムの荷物を置いて、朝作ったお握りを飲み込んで、一駅隣の駅までの電車に飛び乗った。
無事に10分前に入れて良かった。

ピラティスを始めた頃、気に入ってこのA先生のレッスンを選んでいた私。
要は、初心者向き…だと勝手に思っていた。
そして、毎週、毎週、ピラティスがわからない私に、丁寧にA先生はピラティスを教えてくださった。
当時は、ずいぶんと注意されて、直されたなぁー。(苦笑)
いや、今日のレッスン、いつも行く近くのスタジオの流派と違うのもあって、慣れてないエクササイズばかりで、正直、キツかった。あれ?こんなにA先生のレッスンはキツかったっけ?と。

そして、レッスンの最後にA先生から、「今日のレッスンで、私はこのスタジオから卒業で辞める事になりました。」と。

いやぁ、びっくり!聞いてないよー!
年末のご挨拶のつもりで2、3日前に予約を入れた私だった。
それなのに、今日は天気も悪いし、寒いし、時間はギリギリだし、キャンセルしようか?と頭を過った。
良かった、最後にA先生のレッスンに出れて、そしてA先生に会えて。
私の涙腺…もうダメだ!やっぱりボロボロ涙が出ちゃって。

このA先生が、どのインストラクター、先生よりも一番に私が「身体を固める癖が強い」と指摘してくださった。
今思うと、A先生は、プライベートレッスンを持っていなかったので、あえて指摘してくださったのかも?と。
当時は、まだ今、プライベートでお世話になってる、M先生もTインストラクターにも出会っていなかった。
ただ、ジムのパーソナルトレーナーさんには付いていたけど、この指摘はなかった。
多分、パーソナルトレーナーさんは、やり手だから、あえて言わなかったのかな?と。
後に、出会ったM先生とTインストラクターの2人だけが、私のその癖を同じように指摘してくれた。
他のインストラクターは、見てるようで見てないのかも?と。いや、勉強不足なのかも?
そして、Tインストラクターは、私には脱力の「アレクサンダーテクニーク」を勉強する事が必要だと。
…で、私はアレクサンダーTに辿り着く。
だから、原点は、このA先生から。

今日は最後にA先生から「harurararaさん、本当に身体が変わって、あの固める癖がなくなりましたね。」と。
「背中にあった丸いコブのようなものも、いつのまにか消えて、背筋がスッとしてる。綺麗です。」と褒めてくださった。
A先生は、正直、地味だけど…ピラティスのレベルも高いし、きちんとした眼も持っておられる。

今日のレッスンがキツかった、と話したら…「それはharurararaさんが、一生懸命集中してるから。それだけレベルアップしてるんですよ。」と。

そうか。
…こうやって、昔の自分を知っていて、成長を見てくれていた先生がいなくなる、って本当に寂しい。
ピラティススタジオでは、いろんなインストラクターさん、先生との別れはあったけど、こんなに寂しい思いは、した事は、なかった。
今日は本当にショックだったなぁ。。

でも生きていれば、どこかでお会いできるだろうしね。
A先生からは、「最後にharurararaさんがレッスンに出てくれて、ラッキー♪本当に嬉しかったのよ。」と。
いやぁ、泣けた。
A先生も私も次へのステップだわね。。

出会いがあれば、別れもある。。
また景色が変わるんだよね…。