もぐりの語学教室+修行が辛くお寺を逃走した元僧侶見習の仏教セミナー

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

3391番:「荷車」(67)(フィリップ短篇集より)

2024-02-06 14:01:45 | 日記

 
「荷 車」(67)(フィリップ短篇集より)

    LA  CHARRETTE
  
——————————【67】————————————————
   
 Il  était  au  moin  huit  heures  quand  ils  arrivèrent
à  leur  porte. Il  était  si  tard  que  les  parents
n' osaient  plus  sortir  dans  la  rue,  de  crainte  de
ne  rien  apercevoir.

  
  
..——————————(訳)——————————————————

 彼らが玄関先まで戻ったときには少なくとも8時には
なっていた. あまりにも遅かったので、両親は、何も
見えないと恐れ、通りにまで、わざわざ出ませんでした.

 

.——————————《語句》—————————————————
          
au moin:少なくとも、最低でも       
arrivèrent:(3複単純過去) 
   < arriver (自) 戻る、到着する、帰着する    
porte:(f) 玄関先、ドア、扉、戸口、出入口、門     
de crainte de + 不定詞:~することを恐れて

 

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3390番:サウンドオブミュージック(702)

2024-02-06 13:59:31 | 日記


サウンドオブミュージック(702)
𝓢𝓞𝓤𝓝𝓓 𝓞𝓕 𝓜𝓤𝓢𝓘𝓒


—————————【702】————————————————
   
As  if  in  a  fog,  we  saw  the  judges  return  
from  their  conferance. Silence  settled  over  
the  vast  crowd,  and  from  afar  we  could  hear
the  announcement:
 “ The  first  prize  is  awarderd  to  the  Trapp
Family  from  Salzburg. ”

     
  
.——————————(訳)——————————————————

審査員たちは、まるで霧の中から出てきたように、審議
の席から戻ってきました.広大な観客席は、静まり返り
ました.そして遠くのほうから発表の声が聞こえて来ま
した.
 「第一位の受賞者はザルツブルクのトラップ・ファミ
リーに決定しました.」
 

 

 

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3389番:フィフィ嬢(60)

2024-02-06 12:23:46 | 日記


フィフィ嬢(60)
マドモワゼル フィフィ 
MADEMOISELLE  FIFI    


———————————【60】—————————————————

 Et  cinq  femmes  descendirent  sur  le  perron,  cinq
belles  filleds  choisies  avec  soin  par  un  camarade  
du  capitaine  à  qui  Le  Devoir  était  allé  porter  
une  carte  de  son  officier.
  

..———————————(訳)————————————————

 さて、5人の女が玄関前の石段に降り立った.男爵大
尉の友人によって入念に選び抜かれた5人の美しい娘た
ちだった.特別使命員が男爵大尉からの名刺をその友人
に届けていたのでした.

 

..———————————《語句》————————————————
         
perron:(m) (正面玄関前の)階段、石段、ステップ     
soin:(m) 入念さ、注意; avec soin / 入念に     
Le Devoir:(m) 特別使命員(通例この任務には特務曹
    長が当たる)ただし訳本を見たところ、用務員
    と訳されていたので、民間人でもいいのかも
    知れません.(階級、軍籍無関係) 
officier:(m) 将校、士官  

 

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3388番:ボヴァリー夫人(4)

2024-02-06 03:38:55 | 日記


Gustave Flabert
Madam Bovary
ボヴァリー夫人


ボヴァリー夫人(4)


———————————【4】—————————————————
       
Il avait  les  cheveux  coupés  droit  sur  le  front,  
comme un  chantre  de  village,  l'air  raisonnable  et  
fort  embarrassé. Quoiqu'il  ne  fût  pas  large  des  
épaules,  son  habit-veste  de  drap  vert  à  boutons  
noirs  devait  le  gêner  aux  entournures  et  laissait  
voir,  par  la  fente  des  parements,  des  poignets  
rouges  habitués  à  être  nus.    


———————————(訳)—————————————————

髪は村の聖歌隊の少年のように、額のところでまっすぐ
切り揃えていた.かしこまった雰囲気があり、とても当
惑した様子もあった.肩幅は広くはなかったが、黒いボ
タンのついた緑色のラシャの上着は袖口のところでは、
彼に窮屈感を与えていたに違いなかった.袖の折り返し
の裂け目が彼の赤っぽい手首がいつもそこはむき出しで
あって、それに慣れていることを見せていたのだった.

 

———————————《語句》————————————————
 
chantre:(m) 聖歌隊員
raisonnable:(形) 分別のある、聞き分けのよい、
   常識的な  
fort:(副) 非常に、とても  
embarrassé(e):(形) 当惑した、困惑した 
quoique + 接続法:❶~とはいえ、~にもかかわらず;
   ❷quoique + 過去分詞、現在分詞
      Quoique vivant depuis dix ans au Japon, il ne parle
      toujours pas la langue. / 日本に住みついて10年に
      なるのに、彼はあいかわらず日本語が話せない.
   ❸(文頭の主節を受けて) でも、 
épaule:(f) 肩;(ふたつあるので通例複数)
   Il est large d'épaule. / Il a les épaules larges.
      彼は肩幅が広い.
habit-veste:(辞書不掲載) → habit(服装) + veste(上着)
   vest が女性名詞なので、全体もそうなると思うが
   son についてはhabit が無声h によるものと考える.
   尚、habit (m)を「衣服」として言う場合、複数で
   用いる.  
drap:[ドラ](m) ラシャ、毛織物、ウール 
vert(e)[ヴェール、ヴェルト]:緑の、緑色の   
bouton:(m) ❶ (衣服の)ボタン; ❷ 芽、つぼみ
noir(e):(形) 黒い
gêner:(他) ❶窮屈にする、不快にする;
   ❷妨げる、じゃまする、迷惑をかける、
   ❸困らせる、気詰まりを感じさせる    
entournure:(f) 袖ぐり、袖付け  
laissait + 不定詞:(3単半過去) (他)
   <laisser ~のままにさせておく 
voir:(他) 見る、見える      
fente:(f) 割れ目、裂け目    
parement:(m) (袖、襟などの)折り返し、飾りべり    
poignet:[ポワニェ](m) ❶ 手首; ❷ 袖口、カフス    
habitué:(p.passé) <habituer   
nu(e):(形) 裸の、むき出しの    

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3387番:ロンドリ姉妹(28)

2024-02-06 03:38:55 | 日記

 
ロンドリ姉妹(28)

   
——————————【28】———————————————

L'existence  lui  apparaît  poétisée,  illuminée  par  la
présence  des  femmes.  La  terre  n'est  habitable
que  parce  qu'elles  y  sont; le  soleil  est  brillant
et  chaud  parce  qu'il  les  éclaire.

 

.——————————(訳)—————————————————

  ポールには、彼女たちがいるから、この世は詩情に溢
れ、女たちの存在緒によって輝いているらしい.彼女た
ちがいるところだけしか、そこでしか、この世界は住め
ないのだ.太陽は彼女たちを照らすために輝き、そして
暑いのだ.


...—————————⦅語句⦆————————————————
          
existence:(f) 存在;
   ここでは「女たちの存在」という特定の「存在」
   を言っているので、定冠詞つきで l'existence
lui:彼にとって;ここでは「友人ポールにしてみれば」   
poétisé(e):(形、p.passé/f) 詩的で美しい、詩情豊かな
   < poétiser (他) 詩的にする、美化する   
illuminé(e):(形) 輝いた、明るい        
présence:居ること、存在、出席      
habitable:[アビターブル] (英語とアクセントの位置が違う)    
    英語のアクセント位置は語頭のハ [ha]:[ハビタブル]
    意味は共通で「住むのに適した」
éclaire:(直現3単) < éclairer [エクレレ] (他) 照らす
chaud(e):熱い、暑い、

 

...—————————≪参考≫————————————————

英語版では次のようになっています.

“ You know Paul, and how woman is everything, the world,
life itself, to him. ”
「ポ-ルのことは言いましたよね、何でも彼に言わせると、
女とはすべてであり、世界であり、生きることそれ自体で
ある.」

...—————————(感想)—————————————————

これを宗教にすれば離婚はなくなるのでは?

 

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